BIツールに高い関心を持つ企業は多い。しかし、関心の割にはBIツールが広く普及しているとは言い難いのが、日本の現状ではないだろうか。特に中堅企業においては、その傾向が顕著だ。さまざまな要因が考えられるが、中堅企業の実態に即した製品が少なかったことも否定できないだろう。しかし、日本IBMの「IBM Cognos Express」の登場によって、こうした状況が変わるかもしれない。中堅企業をターゲットに開発された「IBM Cognos Express」の潜在力は、Excelに依存しがちな中堅企業の業務のあり方を変える可能性を持っている。

先行き不透明な経済情勢にもがきつつも、次を見据えて日本企業が動き出している。徹底したコスト削減を実現しながら、新しい事業を軌道に乗せ、経営を高度化するためのビジネス・インテリジェンス（以下、BI）への取り組みだ。この分野で今まさに気勢を上げているのが、日本アイ・ビー・エム（以下、日本IBM）と日本ビジネスコンピューター（以下、JBCC）だ。今回対談した日本IBM ソフトウェア事業 インフォメーション・マネジメント＆BA事業部 部長 国本明善氏とJBCC SI＆サービス推進事業部 執行役員　事業部長 星野清孝氏の両氏が見据えるBIとは、単なるデータの見える化ではなかった。

中堅企業が成長を持続するには、自社のビジネスに対してより深い洞察力を持つ必要がある。一方、限られたヒューマンリソースの中で、数多くの情報リソースから必要な情報だけを抽出する作業は現場への負荷が大きい。本ホワイトペーパーでは、こうした経営課題を洗い出すとともに、解決策として「IBM Cognos Express Reporter」がどのような役割を担うのかを解説する。

ビジネス・インテリジェンス (BI) やパフォーマンス・マネジメント (PM) のような製品を採用するにあたって、必要となる費用や導入の効果について、疑問を覚えるユーザーも少なくないだろう。本ホワイトペーパーでは、IBM Cognos Expressがこうした問題をどのように解決できるのかを解説するとともに、ベタープラクティス（成功を収めた導入事例）についてもご紹介する。

IBM Cognos Expressは、中堅企業向けに手軽で低コストなビジネス・インテリジェンス（BI）とプランニングを実現するためのオールインワン・ソリューション。セルフサービスでレポート作成・非定型検索が行える「IBM Cognos Express Reporter」、自由自在な分析・可視化を実現する「IBM Cognos Express Reporter」、Excelを活用してプランニングとビジネス分析を行う「IBM Cognos Express Xcelerator」で構成されている。