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  • 2011/03/25 掲載

情報活用の成否を分けるのは「データ統合の品質」 ~“見える化”BIから“将来を予測する”BAまでを支えるデータ統合~

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昨今のビジネス環境は、変化のスピードが速く、激しい。これからの企業に求められるのは、顧客や市場の動向を素早く、正しく把握し、最適な対策をタイムリーに実施することだ。その際、重要な役割を担うのがBI(ビジネス・インテリジェンス)である。しかしBIをうまく活用し切れていない企業も少なくない。その原因を探ると、「データ統合」に大きな課題が隠れていることが見えてきた。企業が情報活用を成功させるための秘訣となる「データ統合」について、具体的な事例を交えながら考察していこう。

過去の実績把握から将来予測へとシフトするBIの活用シーン

 BI(ビジネス・インテリジェンス)とは、企業内に散在する多種多様なデータを蓄積・分析・共有し、ビジネス上の意思決定に役立つ「知見」を生み出そうという考え方だ。これを実現するには、取引履歴データや売上データ、顧客データなど大量データを基幹系業務システムなどから抽出・加工し、分析用のデータベースともいうべきデータウェアハウス(以下、DWH)を構築、分析・レポーティングを行うなど、BIツールの活用が不可欠だ。従来のBI活用では、“過去から現在までにどんなことがあったのか”を分析し、レポーティングすることが主な目的だった。例えば過去1年間の関東エリアにおける商品Aの売上高はどうだったか、さらに都道府県別ではどうなっているか──を見るためのものである。しかし現在のビジネス環境は目まぐるしく変化し続けている。今後の企業活動にとってより重要となるのは、過去の実績に加え、“これから市場がどうなっていくのか” “どのような対策が最適なのか”といった将来予測なのだ。事業環境の変化に合わせて、情報活用の利用シーンもまた大きく変わろうとしている。

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図1■BI利用における数々の課題

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   BI活用を成功に導くためのデータ統合とは? 具体的な事例は?

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