スマホのリスク、ガラケーと何が違う?セキュリティ・端末管理で注意するべきポイント
スマホのリスク、ガラケーと何が違う?
このように利用シーンが広がるスマホだが、利便性の向上と合わせて各種のリスクも高まっている。電話帳からの個人情報漏えい、大切なスケジュール情報の漏えい、不正プログラムのインストール、不正なWebサイトへのアクセス、社外のWi-Fiスポットからのアクセス、パブリッククラウドサービスとの重要データの同期など、そのリスクは枚挙にいとまがない。
その中でも、トレンドマイクロが実施した調査によれば、経営者やIT管理者は大きく2つのポイントで懸念を持っていることが明らかになった。
まず1つは「盗難や紛失による情報漏えい」だ。調査対象全体の実に60.8%が懸念事項として挙げた。盗難や紛失なら従来からあるガラケー(フィーチャーフォン)でも発生する問題だが、なぜスマホでもことさら懸念されているのだろうか。この点について、トレンドマイクロ 転法輪浩昭氏は次のような理由があると説明する。
「スマホはガラケーより大容量で多種多様なデータが扱え、メールやファイルのやりとりもPCに近い扱い方が可能になります。結果としてより重要なデータを保存することになりますが、当然ノートPCなどより手軽に持ち歩けるため、紛失・盗難のリスクは高くなる傾向にあります。そのため、スマホはガラケー以上に管理しておく必要があるのです」(転法輪氏)
今年に入り急増するスマホ向けのマルウェア
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