【ストーリー】仮想化環境のバックアップ/リストアは、どうすればよいか？
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中堅の工作機械メーカーにつとめる沢木秀雄。先日は、重複排除機能を課長に説明したが、説明後に課長から仮想化環境への対応を質問され、改めて調査することに。同僚の吉田早苗と手分けして情報収集に奔走したが、その内容いかんでは、導入が見送られることにもなりかねない。はたして、その調査結果はいかに……。
仮想化環境への導入で何をチェックすべきか
沢木：吉田さん、先日、お願いしていた件、どうだった？吉田：設計部門に仮想化環境のことを聞いてくる件ね。設計部門に先輩がいるので確認したら、やっぱり本格導入されるみたい。まずは設計部門に入れて、問題がなければ全社導入も検討しているという話だったわ。
沢木：そうか……。で、導入される製品はわかった？
吉田：ええ。VMware vSphereとMicrosoft Hyper-Vの2つ。2つを試験導入して、最終的にどちらにするか決めるみたいよ。沢木くんの方はどうなの？ 仮想化環境だと環境ごとに別々のバックアップツールが必要になるかもしれないって言ってたけど。
課長：おっ、どうなんだ！？
沢木・吉田：わっ、課長！
吉田：いつも、突然、現れるのやめてもらえませんか。心臓に悪いので……。
課長：すまん。で、今の話、詳しく聞かせてくれ。
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