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- 2024/03/14 掲載
【2024年大予想】国産自動車どれが売れる? 過去2年の傾向に表れる“人気車種の傾向”
【2023年】国産自動車トップ10
2024年を迎え、2023年の年間の販売成績がまとまりました。登録車と軽自動車を合わせた、2023年の年間販売ベスト10は上記の通りとなっています。この中で、2022年から2023年にかけてデビューした新型モデルは、2022年8月の「シエンタ」、2023年1月の「プリウス」、2023年10月の「N-BOX」、そして2023年11月の「スペーシア」の4モデルです。
それぞれ見ていくと、「N-BOX」と「スペーシア」は前年比115%ほどでしたが、「シエンタ」は192.0%、「プリウス」は303.4%と大きく数字を伸ばしています。
1位となった「N-BOX」は過去10年で6回の総合1位(軽自動車と登録車を合わせて1位。2017年、2018年、2019年、2020年、2022年、2023年)を獲得しています。新型も順調に売れているようで、絶対王者の貫禄がうかがえます。
ランキング上位に多い“あるタイプ”とは
こうしてベスト10を眺めて見ると、「スライドドア式」のクルマが多いことが分かります。「N-BOX」「タント」「シエンタ」「スペーシア」「ルーミー」とベスト10の半数を占めています。なお、「ヤリス」と「カローラ」には、その数にSUVである「ヤリスクロス」と「カローラクロス」が含まれています。SUVを含むのは、この2台のみまた、10台中4モデルが軽自動車というのも注目すべきポイントです。現在の日本では、軽自動車も普通の登録車と同じように売れていることを示しています。
それでは、2024年はどのようになるのでしょうか。ここからは、過去のランキング結果(2022年)の傾向を振り返りながら人気車種の傾向を探りつつ、最後に2024年のランキング結果を予想します。 【次ページ】【2022年】国産自動車トップ10、2023年には無かった傾向
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