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- 2026/02/11 掲載
トヨタとPony.aiが中国でロボタクシー量産、その狙いは?
2026年ロボタクシー元年、商用化で先行する中国市場で量産投入
トヨタが中国でPony.aiとロボタクシー量産、26年に1000台配備
今回の量産開始は、2019年から続く両社の戦略的提携の結実である。トヨタは2020年にPony.aiへ4億ドルを出資しており、これまでは既存のトヨタ車にPony.aiのシステムを後付けで搭載して運行していたが、今後は共同開発された専用車両への切り替えを進めることになる。これにより、トヨタはPony.aiとの合弁会社を通じて、巨大な中国市場におけるロボタクシー事業へ本格的に参入する足場を固めた。事業化の最大の鍵は、コスト削減と信頼性の向上にある。今回投入される車両には、Pony.aiの最新技術である「第7世代(Gen-7)自動運転システム」が搭載されている。このシステムは大規模な商用展開を前提に設計されており、前世代と比較して部品表(BOM)コストを約70%削減することに成功した。具体的には、自動運転用コンピューターで80%、LiDAR(ライダー)で68%のコストダウンを実現しており、ロボタクシー事業の経済的な採算性を大きく高める要因となっている。
車両にはLiDAR 9個、カメラ14個、ミリ波レーダー4個を含む計34個のセンサーが搭載され、最大650メートル先までの物体検知と、360度死角のない状況把握を可能にしている。また、主要なシステム部品はすべて自動車グレードの信頼性基準を満たしており、商用運行に耐えうる耐久性が確保されている。Pony.aiは今回の量産を含め、2026年末までに自社のロボタクシー総保有台数を3000台以上に拡大する目標を掲げている。
グーグルやテスラなど続々参入、世界のロボタクシー市場
世界のロボタクシー市場は、実証実験のフェーズを終え、大規模な商用化競争の段階へと突入している。市場調査レポートによると、ロボタクシーの世界市場規模は2026年に55億ドルに達し、2035年には334億ドルから1000億ドル規模へ急成長すると予測されている。
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