• 2026/03/15 掲載

ホンダと慶大と阪大がAI人材育成と技術開発の産学プロジェクト開始

次世代のAI技術者育成と社会実装を一体的に推進

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本田技研工業と慶應義塾大学と大阪大学はAI人材の育成と最先端技術の研究開発に向けた産学連携プロジェクトBRIDGEを発表した。2026年4月から連携講座を開設し協働研究所を両大学のキャンパスに設置する。学術界の知見と産業界の実世界データを融合させ次世代のAI技術者育成と社会実装を一体的に推進する枠組みとなる。
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(画像:ビジネス+IT)
 本田技研工業と慶應義塾大学および大阪大学は連携しAI技術の開発と高度AI人材の育成を目的とした産学連携プロジェクトBRIDGEを2026年4月から始動する。この取り組みは大学の持つ最先端の学術知とホンダが培ってきたモビリティ分野における社会実装のノウハウを掛け合わせることで研究から実装への流れを加速させる狙いがある。

 
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【図版入り記事はこちら】ホンダと慶応大学、大阪大学、AI人材育成のための「BRIDGE」開始(図版:ビジネス+IT)

 自動車産業では自動運転技術やソフトウェアデファインドビークルと呼ばれる次世代車の開発においてAI技術の重要性が増しており各社の競争が激化している背景がある。プロジェクトの柱となる連携講座は慶應義塾大学と大阪大学の大学院生ならびにホンダの技術者を対象に開講される。両大学が同一の講義を共同で開講する形式をとり東西のキャンパスで同じ曜日と時限に同時に授業を行う。全14回を予定する講義のうち各大学の教員が6回ずつ担当し残りの2回をホンダの従業員が受け持つ。受講者はAIに関する最先端の論文を理解し実装する力を身につけながら理論と実践の双方から世界で通用する技術を学ぶ。

 技術開発の拠点となる協働研究所は慶應義塾大学の矢上キャンパスと大阪大学の吹田キャンパスのそれぞれに設置される。慶應義塾大学との協働研究所では人の意図や感情を理解し利用者に寄り添う機能を持つ自我を持つAIの研究を進める。大阪大学との協働研究所ではホンダのモビリティから得られる現実世界のデータとマルチモーダルな深層学習技術を組み合わせる。

 AIがなぜその判断を下したのかを利用者が理解できる説明可能性を備えた信頼性の高いAIの開発に取り組む。この枠組みを通じて学術研究の成果を社会価値へと転換するスピードを引き上げる。大学の教室で基礎と最先端の理論を学んだ人材がそのまま協働研究所での研究や開発に取り組める環境を用意することで日本から世界トップレベルのAI技術者を安定して輩出する基盤を作る。理論の研究にとどまらず実装と検証を循環させる新たな研究モデルを確立し日本の産業競争力の強化につなげていく。

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