マイクロソフト製品のサポート終了ラッシュ
2020年、Windows 7のサポートとWindows Server 2008および2008 R2のサポートが終了する。しかし、2018年末の段階でWindows 7を利用している企業は36%もあり、Windows 10への移行は喫緊の課題となっている。
これを機にクライアント環境の刷新を検討する企業も多いだろうが、その際は、今後の経営環境の変化を十分に考慮することが必要だろう。
長年にわたり企業のクライアント環境を提案してきた伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)の田内康晴 氏は、今後のクライアント環境の要件に「ワークスタイル変化への対応」「マルチデバイスの利用」「セキュリティの強化」「クラウドへの対応」「新機能の利用」「管理機能の強化」の6つのポイントを挙げる。
田内氏は「これらのポイントを踏まえ、企業がWindows 10に移行する際は、自社の事情に合わせながら、課題と解決方法を整理することが求められます」と強調する。
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