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  • 2021/06/10

日本生命が「開発経験の無い」スマホアプリを実現…?その秘密とは

これまで日本生命は、人を中心とした強力な営業ネットワークを生かし、保険のコンサルティングや加入後の手続きなどに対応してきた。しかし、顧客の行動様式の変化や技術の進歩などを背景に、新たな接点の構築が求められていた。そこで取り組んだのがスマホアプリの開発だった。現在、スマホアプリは、同社の重要な経営戦略に組み込まれるまでに存在感を増している。プロジェクトを率いたキーパーソンに、プロジェクト誕生の経緯から現在までを聞いた。

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アプリ開発のノウハウを持たない保険会社が、いかにアプリ開発で成果を生むことができたのか
(Photo/Getty Images)

日本生命がスマホアプリに注目したワケ

 日本生命保険(以下、日本生命)は、明治22年7月、日本で3番目の生命保険会社として発足した。130年以上の歴史を持ち、現在、国内最大手の生命保険会社として事業を展開している。

 人を中心とした強力な営業網を持つことで有名な日本生命は、こうした営業網を生かし、保険のコンサルティングはもちろん、加入後のさまざま手続き、たとえば住所変更や保険金の支払いなどに対応してきた。

 しかし、それだけでは時代に対応することは難しくなっていたと、日本生命保険 サービス企画部 専門部長の矢崎大史氏は2017年当時を振り返って次のように説明する

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日本生命保険
サービス企画部
専門部長
矢崎 大史 氏

「お客さまの行動様式の変化や技術の進歩により、加入後の手続きはネットでしたいという声が増えていました。また当時、社内でもペーパーレス化や、手続きにかかる事務の効率化も大きなテーマとなっていたこともあり、加入後のさまざまな手続きをWebでも可能とする整備・拡大を進めていました」(矢崎氏)

 Web化の拡大を進め、利用者の利便性(UI/UX)を追求していく中、スマホアプリに着目することになる。また、時を同じくして、もう1つの事情が、同社がスマホアプリ開発に踏み出すきっかけとなったという。

「生命保険には、解約払戻金の中から資金を借り入れいただける『契約貸付制度』という仕組みがあります。弊社では、お客さまに発行しているカードでも、本制度を利用いただけていましたが、利用者数の減少などの理由からそのカードを収束させる計画がありました。そこで、カードで同サービスを利用いただいていたお客さまをWebで吸収するためにも、利便性の高い新たなWebインターフェースとしてスマホアプリでも同サービスを提供することにしたのです」(矢崎氏)

 こうして「日本生命アプリ」のプロジェクトが発足した。とはいえ、アプリ開発の経験の少ない金融機関が、どのようにしてアプリ開発を達成し、成果につなげることができたのか。

この記事の続き >>
・WEBページとアプリ機能の差別化は?
・セキュリティを高める「生体認証機能」を採用できたワケ
・生命保険会社がアプリを作る意味

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