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  • 2016/11/15
 東京電機大 佐々木教授対談:セキュリティにいくらかけて、何から取り組むべきか

サイバー攻撃の脅威は、まったく沈静化の兆しを見せない。もちろん、多くの企業はさまざまなセキュリティ対策を実施しているだろう。しかし、それで十分なのか。他により効果的な対策があるのではないか。多くのセキュリティ担当者、企業経営者は、そう感じているのではないか。東京電機大学 未来科学部情報メディア学科 教授で、内閣官房サイバーセキュリティ補佐官もつとめる佐々木良一 氏と、フォレンジック製品をはじめとするさまざまなセキュリティ製品を開発・販売するソリトンシステムズ マーケティング部 エバンジェリスト 荒木粧子 氏に、サイバーセキュリティの理想と現実について話を聞いた。

多様化・高度化がすすむサイバー攻撃、ランサムウェアの被害も深刻

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東京電機大学
未来科学部情報メディア学科 教授
(内閣官房サイバーセキュリティ補佐官)
佐々木 良一 氏
──最近のサイバー攻撃の状況について、お聞かせください。

佐々木氏:サイバー攻撃は、攻撃パターンが多様化・高度化して、引き続き厳しい状況です。従来からある特定の情報を狙う攻撃は、さらに大規模化しています。また、情報セキュリティのCIA、すなわち「機密性」(Confidentiality)、「完全性」(Integrity)、「可用性」(Availability)に対する攻撃も増えています。昨今のランサムウェアは完全性や可用性を喪失させる攻撃ですし、システムを使えなくする可用性に対するDDoS攻撃なども深刻です。たとえば、2015年末に発生したウクライナの発電所への攻撃を見てもわかるように、攻撃の大規模化・高度化、多様化がさらに進み、深刻の度合いを高めているのが実態です。

──重要インフラ企業にとっては、まさに切迫していると思いますが、他の企業、たとえば中小企業は、依然として対岸の火事のようにとらえているところも少なくないようです。

佐々木氏:攻撃者の目的が「情報」の場合は、情報を持っていない中小企業が標的になることは少ないと思います。しかし、攻撃対象が「金銭」の場合、むしろ中小企業のような弱いところが狙われています。最近のインターネットバンキングの被害を見ても、地銀や信用金庫などが狙われていますから、けっして対岸の火事ではありません。

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