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  • 2017/01/20 掲載
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ここにきて、ストレージ業界でオールフラッシュ・ストレージが急速に成長し、大きな注目を浴びている。長年にわたり、半導体産業や電子産業の分析に従事するIHS Markit テクノロジー 日本調査部ディレクター 主席アナリストの南川 明氏も「実はここまでオールフラッシュ・ストレージ市場が急速に立ち上がるとは我々も考えていませんでした」と驚きを隠さない。南川氏にストレージ業界の市場動向、企業の最適な投資戦略、そして今後登場する新しい技術などについて話を聞いた。


なぜオールフラッシュ・ストレージ市場が急速に立ち上がったのか

 まず、オールフラッシュ・ストレージ市場が急速に立ち上がり始めた理由のひとつとして、SSD価格の下落が挙げられる。SSDはNANDフラッシュメモリで構成されているが、実は昨年半ば過ぎ辺りから需給バランスが崩れ、価格が下落し続けたという。

「この間に、NANDフラッシュメモリの価格は5割から6割ほど下がったと思います。そのためHDDとのビット単位の価格差が縮まりました。いまは3倍から4倍ぐらいのレンジにあると思います。そこまで急激に縮まってきたことが、SSDやオールフラッシュ・ストレージをけん引する材料のひとつになっています」(南川氏)

画像
各ストレージの容量当たり単価の推移。特にEnterprise SSDの下落が著しい
(出典:IHS調査)


 2つ目の理由はスピードの問題だ。使い方にもよるが、従来のHDDよりオールフラッシュのほうが、サーバ全体のパフォーマンスが2割ぐらいは高まると言われている。データベースでも僅か数%のパフォーマンスを上げるために、人手で苦労してチューニングするコストよりもオールフラッシュ化したほうが、投資対効果が増している状況にあると言えるだろう。

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