DXの根幹にある「人と組織」の課題
なぜ、多くのDXの取り組みは頓挫しやすいのだろうか。それは、組織変革を伴うDXは、多数の利害関係者を巻き込んだ取り組みとなるからだ。DXのポイントと、それを率いるCDOに求められる意識について、味の素の組織変革の立役者となった福士氏は、「CDOがDXの旗振り役として有効に機能するには、個々のテクノロジーに対する理解を深めるだけでは足りず、それらを統合して、組織・社会全体の中にどう位置付けるのか、明確なビジョンを示すことが求められます」と語る。
福士氏のDXの構想は、単なる先進的なIT技術の活用法といった話には留まらない。組織設計、さらには社外を含んだエコシステムの構築といったように、その射程は広く壮大だ。福士氏によれば、これらはDXの問題は、CDOがコミットメントを果たすべき領域なのだという。DXの成功は、CDOの果たす役割にかかっているとも言えるのだ。
ここからは、福士氏の語るCDOに求められるリーダーシップと、DXを成功させるために必要な改革を解説する。
・大切にすべき価値は「目に見えない」と言えるワケ
・CDOがコミットすべき課題は、組織内の「葛藤」?
・「縦割り」の弊害を克服するガバナンス、いかに追求していくか
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