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味の素・福士氏が語る「DX成功の絶対条件」、CDOがコミットすべき最重要課題とは?
DXを推進するにあたり越えなければならない、いくつかの壁が存在する。DX推進には社内・社外の抵抗勢力との衝突が避けられず、結果的に組織全体の再編が迫られるケースも少なくない。こうしたDXの難しさを乗り越える上で、「CDO(Chief Digital Officer)のリーダーシップによる組織変革が重要だ」と強調するのが、味の素 取締役 代表執行役副社長 CDOを務める福士博司氏だ。福士氏はこれまで化学・バイオ関連のアミノサイエンス事業を中心に、数々の組織変革・事業開発プロジェクトを成功に導いてきた経歴を持つ。今回、福士氏に組織論の観点から、DXのキーポイントを聞いた。DXの根幹にある「人と組織」の課題
なぜ、多くのDXの取り組みは頓挫しやすいのだろうか。それは、組織変革を伴うDXは、多数の利害関係者を巻き込んだ取り組みとなるからだ。DXのポイントと、それを率いるCDOに求められる意識について、味の素の組織変革の立役者となった福士氏は、「CDOがDXの旗振り役として有効に機能するには、個々のテクノロジーに対する理解を深めるだけでは足りず、それらを統合して、組織・社会全体の中にどう位置付けるのか、明確なビジョンを示すことが求められます」と語る。
福士氏のDXの構想は、単なる先進的なIT技術の活用法といった話には留まらない。組織設計、さらには社外を含んだエコシステムの構築といったように、その射程は広く壮大だ。福士氏によれば、これらはDXの問題は、CDOがコミットメントを果たすべき領域なのだという。DXの成功は、CDOの果たす役割にかかっているとも言えるのだ。
ここからは、福士氏の語るCDOに求められるリーダーシップと、DXを成功させるために必要な改革を解説する。
・大切にすべき価値は「目に見えない」と言えるワケ
・CDOがコミットすべき課題は、組織内の「葛藤」?
・「縦割り」の弊害を克服するガバナンス、いかに追求していくか
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