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- 2025/12/08 掲載
セブン銀・ローソン銀・イオン銀「今の実力」徹底比較、流通系ネット銀の強者は誰か?
連載:デジタル個人金融最前線(第9回)
株式会社マリブジャパン代表取締役。日本金融学会会員。三菱銀行、シティグループ証券、シティバンクで、主に銀行クレジットアナリスト、富裕層向け資産運用アドバイザーとして活躍。その後、独立。著書に『銀行ゼロ時代』(朝日新書)、『人生100 年時代の銀行シニアビジネス事例』(近代セールス社)、『なぜニセコだけが世界リゾートになったのか』(講談社+α新書)など。
・講義
・開催日:12月12日(金)
・タイトル:「勝者は誰に? 3メガバンク・4大通信キャリア・異業種勢の『金融サービス競争』完全解説の2時間」
・講師
著者 マリブジャパン 代表取締役 高橋克英氏
岐路に立つ…流通系ネット銀行の勢力図
三井住友「Olive」とPayPayの連携や、三菱UFJによるデジタル銀行設立、NTTドコモが住信SBIネット銀行を子会社化するなど、3メガバンクと大手スマホ4社を中心としたデジタル個人向け総合金融をめぐる覇権争いが激化している。こうした中、流通系ネット銀行3社(セブン銀行、ローソン銀行、イオン銀行)は、キャッシュレス化の進展により、ATM設置台数が伸び悩むなど、そのビジネスモデルのあり方も含め、岐路に立たされている。
直近の彼らの動向をみると、たとえば、セブン銀行は伊藤忠からの出資を受け、ローソン銀行はKDDIとの協働を進め、イオン銀行はマネックス証券と業務提携するなど、それぞれが課題も抱える中、デジタル個人金融の最前線で生き残りを図っている(記事冒頭の図)。
ここからは、主要各社の現在の実力を詳しく見ていきたい。
【セブン銀行】メガバンク・地銀に圧勝してる“ある領域”
2025年9月、伊藤忠商事とセブン銀行は、資本業務提携契約を締結。同年10月には伊藤忠商事がセブン銀行株式の16.35%を 約514億円にて取得。今後合計20%まで取得し、持分法適用会社化を予定している。
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