NTTテクノクロス株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2023/03/31 掲載

なぜ脱PPAPで手間が増える?“1通当たり1分時短”を実現できる「クラウド活用術」とは

記事をお気に入りリストに登録することができます。
マルウェア「Emotet」の攻撃が再び活発化してきた昨今、主な攻撃対象となるパスワード付きzipファイルのメール送信から脱却しようと、「脱PPAP」を目指す企業が急増している。一方、脱PPAPを進めたことで、「メール送信時の手間が増えた」「メールの誤送信が増えた」など、新たな課題を生んでしまったケースは多い。課題を作らず、安全かつ効率的に脱PPAPを進める手段はあるのだろうか。
photo
新たな課題を作らずに脱PPAPを進める手段はあるのか
(Photo/Shutterstock.com)

なぜ必要? 脱PPAPをおさらい

 活動を再開したEmotetの感染被害が拡大する状況を受けて、国内企業の「脱PPAP」の動きが顕著だ。「PPAP」とは、「パスワード付きzipファイルを送ります」「パスワードを送ります」「暗号化」「プロトコル」の略語。つまりは、パスワード付きzipファイルのメール送信方法を表す。

 そもそもなぜ、脱PPAPを進める必要があるのかを振り返る。PPAPは、「ウイルス検知ができない」、「盗聴対策にならない」、「受信者負担を強いる仕組みになっている」という3つの大きな問題を抱える。こうした中、パスワード付きzipファイルの解析が容易になってきたことで、Emotetの感染被害が拡大した。

 一方、JPCERTコーディネーションセンターの「マルウェアEmotetの感染再拡大に関する注意喚起」によると、「Emotet感染によるメール送信に悪用される可能性のある『.jp』のメールアドレス数が2022年3月の時点で、2020年の感染ピーク時の約5倍に急増している」。潜在的な感染リスクも高まっている中、手間がかかる割にセキュリティリスクが減らないPPAPから脱却しようという動きが活発化してきたのである。

 PPAPの代替手段としては、Boxなどのクラウドストレージ利用が考えられる。しかし、利用者からは「手間が増えた」「誤送信が増えた」などの声が散見され、脱PPAPによる新たな課題が見えてきた。ここからは、脱PPAPで生まれる課題について紹介しつつ、安全かつ効率的にメールを送受信できる脱PPAPの最適解について解説していこう。

この記事の続き >>
・なぜ「手間と誤送信」が増えるのか?
・脱PPAPに不可欠な「3つのポイント」
・メール1通で1分の時短も?“隙のない”脱PPAPの最適解

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます