1年で導入企業2.5割増、今すぐ押さえておくべき、不正メールの基礎対策「DMARC」とは
導入企業が増加中の「DMARC」とは?
それと同時に、メールに関連するセキュリティ脅威も攻撃の変化が見られる。従来は、添付ファイルをダウンロードさせてマルウェアに感染させるメールや、出会い系、情報商材など、大量送信型のメールが多かった。現在は、正規のメールアドレスドメインを詐称してだます標的型の攻撃が増えている。
こうした変化に対し、企業も柔軟に対策を変えていく必要がある。そこで昨今注目されているのが、DMARC(ディーマーク:Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance)だ。これは、メールの送信元ドメインを認証する技術の1つである。
ある調査によると、日経225銘柄の企業の中でDMARC導入企業は、2022年からのわずか1年間で35.1%から60.0%にまで伸びたという。なぜここまでDMARCへの注目が高まっているのか。ここからはDMARCを基礎からわかりやすく図説していく。
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