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  • 2023/06/15 掲載

エッジコンピューティング最前線、「3つの選定基準」「導入時の課題解決のヒント」とは?

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企業のデータ活用、画像・映像データの増大、そしてIoT技術の拡大などにより、企業が処理しなければならないデータは爆発的に増大している。そこで注目されているのが、データの発生源に近い場所で処理するエッジコンピューティングだ。今後、ますます重要になるエッジコンピューティングにはどのようなアーキテクチャ、ソリューションがあるのか。その最新情報を整理する。
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爆発的に増大するデータ、その処理に不可欠なエッジコンピューティング最新事情
(Photo/Shutterstock.com)

エッジコンピューティングが求められる4つの理由

 現在、世界中でやりとりされるデータは爆発的に増大している。ある調査によれば、その量は2022年の97ZB(ゼタバイト)から2025年には2倍の181ZBになると予想されている。画像・映像データが増えているのも1つの理由だが、IoTデバイスが増えたことも大きい。

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生成・取得・コピー・消費されるデータ量とIoTデバイス数の推移

 ただし、こうした大量のデータのうち、翌年まで保持されるデータは2%にすぎないという調査結果もある。データは膨大だが、そのほとんどは使用後に破棄され、わずかなデータだけが抽出・変換された上で保持されているのである。

 そこで重要になるのが「エッジコンピューティング」だ。その基本的な考え方は、データ発生源に近い場所でデータを処理することだ。エッジコンピューティングが求められる理由は大きく4つ考えられる。

 1つはレイテンシー(遅延時間)の削減だ。クラウドに送ると時間がかかるため、リアルタイム性を求めるとどうしてもエッジでの処理が必要になる。2つ目が帯域の最適化だ。エッジ処理でネットワーク帯域を節約し、コストを削減するのが主な目的だ。そして3つ目がネットワーク断絶時の業務継続性、4つ目が物理的な規制やセキュリティガイドラインへの対応である。

 では、実際にこうした4つのニーズを満たす「エッジコンピューティング」には、どのようなアーキテクチャやソリューションがあるのだろうか。自社の要件を満たすための「3つの選定基準」と、先進企業が注力する「6つの技術領域」とともに解説する。

この記事の続き >>
・エッジコンピューティングに求められるアーキテクチャとは?
・自社の要件を満たすための「3つの選定基準」
・先進企業が注力する6つの技術領域

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