ハイブリッドワークは「孤独感」につながる?働き方の新常識「バーチャルオフィス」が凄い
働き方の新たな選択肢「ハイブリッドワーク」に潜む落とし穴
しかし、この「出社回帰」の動きはリスクもはらむ。この数年で多くのビジネスパーソンがテレワークを経験し、通勤時間の削減などによるワークライフバランスの向上を肌で感じてきた。テレワークができるかどうかは、求職者が就職・転職先を選んだり評価したりする指標の1つにもなっている。テレワークに消極的な企業は積極的な企業に比べて人財獲得に苦労を強いられる可能性があるのだ。
そこで、そのときの状況や業務に応じて出社かテレワークかを柔軟に選ぶハイブリッドワークを選択する企業が出てきている。これは、テレワークと出社の両方の課題を克服しようとする試みとして“良いとこ取り”のように思えるが、見落とされている欠点がある。
たとえば、出社した従業員とテレワークをしている従業員との間で情報の格差が生まれたり、情報共有が不十分になったりするといった欠点が挙げられる。とはいえ、こうした溝を埋めるには、これまで企業で活用されてきたコミュニケーションツールでは不十分であり、ハイブリッドワークに合った新たな仕組みが求められるのだ。それでは、いかにしてハイブリッドワーク特有のコミュニケーションの仕組みを構築すれば良いのだろうか。
・ハイブリッドワークが「孤独感」「アイディア低下」につながる理由
・従来のコミュニケーションツールの課題
・ハイブリッドワーク課題を克服する新常識「バーチャルオフィス」とは?
・入社したばかりでも…従業員間の交流が深まる“ある仕組み”
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