止まぬサイバー攻撃…マイクロソフト・オラクル・ TIS が考えるマルチクラウドセキュリティ対策
マルチクラウド化の進展で企業が直面するセキュリティの難問
一方、企業側は高まる脅威に対応しきれていない。特にコロナ禍でテレワークが広がり、働き方が多様化した結果、従来の社内/社外の境界線で防御する境界型のセキュリティ対策は時代遅れとなりつつある。
セキュリティ対策をさらに難しくしているのがクラウドの普及だ。特に複数のクラウドを適材適所で組み合わせるマルチクラウド化は、企業に多くのメリットをもたらす半面、セキュリティ対策を困難にもしている。
クラウドのセキュリティは、クラウド ベンダー側のセキュリティ対策が不可欠であり、よりセキュアな機能を提供しているベンダーを選択したい。しかし言うまでもなく、利用する企業側もマルチクラウド特有の問題に対処し、セキュリティを高める必要がある。
ここからは、クラウド事業者側としてマイクロソフトとオラクルのキーパーソンに、セキュリティへの取り組み方について聞いていく。そして、両社が提供するAzureとOracle Cloud Infrastructure(OCI)の組み合わせについて、よりセキュリティを高める方法について深掘りしていこう。
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・マイクロソフトのセキュリティは、圧倒的なカバレッジの広さが強み
・データベース保護の「最後の砦」を提供するオラクルのセキュリティ
・Azure&OCIのマルチクラウド環境のセキュリティを統合管理・監視するには
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