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  • 2024/09/13 掲載

経理DX「忙しすぎて無理」な企業に朗報、着実にデジタル化できる「3ステップ」とは

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今やあらゆる分野で必要性が叫ばれているDX推進。経理部門においてもそれは例外ではなく、経理DXによる業務改善は喫緊の課題だ。しかし、経理では、請求書処理をはじめとする日々の業務に追われ、なかなかDXに着手しにくいという実情もある。経理部門におけるDXはどのように始めるのが「正解」なのか。具体的なステップを解説する。
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経理部門におけるDX推進の効果的な方法とは
(Photo/Shutterstock.com)

経理が今「多忙になっている」ワケ

 企業活動においては、一見「縁の下の力持ち」的な役割を担っていると思われがちな経理部門。しかし経営サイドからは、決算日程を短縮して経営者の意思決定のPDCAサイクルを早める活動や費用削減の提案など、企業の収益向上への貢献を求められる重要な部門でもある。

 しかし実際には、多くの経理部門では基本的な業務で日々手一杯であり、そうした企業の収益向上に十分関われていないのが実情だ。さらに、昨年開始したインボイス制度による追加負担もその状況を一層悪化させている。

 あるアンケートでは、9割弱の経理担当者がインボイス制度によって業務負担が増加したと感じており、半数以上の企業が決算日程に遅延を生じさせ、遅延していない企業も残業で対応しているケースが多いという。

 このような経理部門の繁忙状況は、業務のデジタル化対応の遅れや労働人口減少による経理人材の採用難などに起因している。今や耳にしない日はないと言ってもいい「DX推進」は経理部門においても待ったなしの状況なのだ。しかし、経理部門におけるDX推進は何から手をつけていいかわからないとの声も多い。経理DXをイチから始めるにはどうすればよいのか。以下で具体的なステップを解説する。

この記事の続き >>

  • ・経理業務改善で必要な「3ステップ」とは
    ・「現状プロセスの分解」におけるポイントとは
    ・カギとなる「ECRS」とは何か

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