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  • 2025/06/05 掲載

「定期的な変更」はもはや逆効果、パスワードを守る最新「常識」ちゃんと知っている?

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サイバー攻撃の技術は日々「進化」を続け、ランサムウェアやフィッシング詐欺がもたらす脅威は増す一方だ。しかもこれらの被害の多くは、基本的なセキュリティ対策の欠如によって引き起こされている。この点で、企業組織内のパスワード管理は、サイバーセキュリティ強化の要であり、取り組みの第一歩と言えよう。本稿では、パスワード管理によって、いかに脅威に対抗し、また重要情報や顧客データを保護するのか。具体的な成果を交えながら解説していく。
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パスワード管理の「常識」も移り変わっている
(Photo/Shutterstock.com)

「パスワード管理」の“穴”だらけの実情……

 パスワード管理の実態を調査してみると、「ポリシーは整備しているものの、順守されているかは不明」という組織が大半だという。実際、漏えいした可能性のあるパスワードの放置や、同じパスワードの使い回し、メモ書きや表計算ソフト、さらにはブラウザによるパスワード管理など、心当たりのある人は多いのではないだろうか。

 だが、そうした不十分なパスワード管理体制は、サイバーセキュリティの観点で見過ごせないリスクなのはもちろん、業務効率という側面からも大きな課題だ。

 仮に、パスワードの入力作業に、1人が1日当たり5分かかるとすれば、年間で合計20時間。従業員が1000人いれば、年間およそ2万時間を費やすことになる。パスワードのリセットや表計算ソフト上での管理作業を含めれば、その時間はさらに膨らむはずだ。

 一方で攻撃者の視点で見ると、パスワードは格好の標的だ。たとえばランサムウェア攻撃の初期侵入において、最も多い手法の1つは「ID・パスワードの悪用」である。ダークウェブなどに漏えいしている正当なアカウント情報「Valid Accounts」が、侵入の手口として選ばれる。敵は人目を避けることもなく、正しいID・パスワードを使って正面から入り込んでくるのだ。

 以降では、パスワードに関するサイバー脅威の最新情報と、重要情報を守るパスワード管理の実現方法について、さらに詳しく解説していく。

この記事の続き >>

  • ・知らないと防げない、パスワードを悪用した攻撃「3つの定型パターン」
    ・もはや「漏えい阻止」はほぼ不可能……現実的かつ効果的な対策とは?
    ・「定期的なパスワード変更」はもう「すべきではない」、最新のパスワード管理の常識

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