「定期的な変更」はもはや逆効果、パスワードを守る最新「常識」ちゃんと知っている?
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「パスワード管理」の“穴”だらけの実情……
だが、そうした不十分なパスワード管理体制は、サイバーセキュリティの観点で見過ごせないリスクなのはもちろん、業務効率という側面からも大きな課題だ。
仮に、パスワードの入力作業に、1人が1日当たり5分かかるとすれば、年間で合計20時間。従業員が1000人いれば、年間およそ2万時間を費やすことになる。パスワードのリセットや表計算ソフト上での管理作業を含めれば、その時間はさらに膨らむはずだ。
一方で攻撃者の視点で見ると、パスワードは格好の標的だ。たとえばランサムウェア攻撃の初期侵入において、最も多い手法の1つは「ID・パスワードの悪用」である。ダークウェブなどに漏えいしている正当なアカウント情報「Valid Accounts」が、侵入の手口として選ばれる。敵は人目を避けることもなく、正しいID・パスワードを使って正面から入り込んでくるのだ。
以降では、パスワードに関するサイバー脅威の最新情報と、重要情報を守るパスワード管理の実現方法について、さらに詳しく解説していく。
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・知らないと防げない、パスワードを悪用した攻撃「3つの定型パターン」
・もはや「漏えい阻止」はほぼ不可能……現実的かつ効果的な対策とは?
・「定期的なパスワード変更」はもう「すべきではない」、最新のパスワード管理の常識
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