LRM株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2025/06/09 掲載

守りを固めても“1人のミス”ですべてが崩壊…従業員を「最強の防波堤」にする方法

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
なぜフィッシング攻撃や詐欺メールが後を絶たないのか? それはサイバー攻撃者にとって、最も攻略しやすい標的はシステムではなく「人」だからである。一見無害に見えるメール1通で、企業の機密情報が根こそぎ奪われる。この現実に立ち向かう唯一の武器が「セキュリティ教育」だ。しかし、多くの企業が同じ壁にぶつかっている。形だけの研修では、従業員は成長しない。では、本当に効果的なセキュリティ教育とは何か?
photo
攻撃者が最も恐れる「教育された従業員」育成の実践ガイド
(Photo/Shutterstock.com)

AIがサイバー攻撃を仕掛ける時代、「従業員」を最強の防波堤に

 情報漏えいの事件・事故が後を絶たない。ある企業では元派遣社員による機密情報の持ち出しにより、約900万件もの顧客情報が漏えいした。また、別の企業では、Webサイト閲覧中に表示されたメッセージに従業員がだまされた結果、約3万9000人の個人情報が流出する事件も起きている。

 もちろん、企業はさまざまなセキュリティ対策を行っている。ファイアウォールや暗号化などの最新「システム」を導入し、厳格なセキュリティ「ルール」を策定して、そのルールに則った「運用」による多層的な防御網を構築している。しかし、それでも事件・事故はなくならない。

 それはなぜか? これらの深刻な事件・事故のきっかけの多くに共通するもの──それは「人」である。

 サイバー攻撃においては防御側が圧倒的に不利であり、防御側がどんなに鉄壁の守りを固めても、たった1人のインシデントによって情報漏えいは引き起こされてしまう。防御側はすべてを完璧に守らなければならないが、攻撃側は“たった1人”を突破、攻略すればよいのだ。

 しかも最近は、生成AIによる攻撃の高度化、サイバー攻撃の分業化が急速に進み、従来の「システム」「ルール」「運用」だけで守り切るのはますます困難になっている。

 そこでより重要になっているのが「人の教育」だ。セキュリティ教育を通じて、従業員1人ひとりをセキュリティ対策における“最後の砦”とすることである。

 ところが、この肝心のセキュリティ教育には深刻な課題が山積みだ。現実に多くの企業が、セキュリティ教育自体は実施しているものの、その有効性については同じような悩みを抱えているという。果たして、その共通課題を解決する方法はあるのだろうか?

この記事の続き >>

  • ・企業規模によらないセキュリティ教育の「共通の課題」
    ・調査で分かった、セキュリティ教育の「効果を底上げ」する3つの取り組み
    ・とあるセキュリティ教育のクラウドサービス、なぜ2000社以上に導入されているのか?

この続きは
会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。

すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます