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  • 2026/02/24 掲載

「塩漬け」はもう限界…待ったなしのレガシー刷新、“作り直し地獄”を抜け出す方法

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OSやUI基盤のサポート終了が迫るほど、レガシーシステムを「塩漬け」のまま抱え続けるリスクは増大する。脆弱性対応が難しくなるだけでなく、マルチプラットフォーム化や新しい操作体験への要請にも追随しにくい。だが刷新は、単なる“延命”ではなくDXを前に進める好機でもある。本記事では、レガシーマイグレーションを起点に環境依存から脱し、AI活用など今後を見据えた柔軟な設計を可能にするアプローチを解説する。
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悩みの尽きないレガシーシステム…マイグレーションをDXの起点に変えるには?
(画像:Gemini/Nano Banana)

「塩漬け」になったレガシーシステムの刷新が急務に

 レガシーシステムを取り巻く前提が、いま急速に崩れている。たとえば2025年5月リリースのRHEL 10では、グラフィックインフラストラクチャーの中からそれまで非推奨だったMotifやx11がついに削除され、それに代わる次世代グラフィック基盤を探しているユーザーも多いだろう。Windows 10 IoT 2016 LTSBも2026年10月にサポート終了を迎えるため、IoTシステムの移行が必要となる。

 こうしたEOS(End of Support)やコンポーネント削除が進めば、脆弱性が見つかっても修正できず、運用リスクは跳ね上がる。UI面でも既存の枠組みが使えなくなることでアプリが動かず、古い見た目のまま使い続けざるを得ない事態に陥りかねない。

 特に医療機器や産業機器のように10年以上の長期運用が前提の業界では、途中でフレームワークが使えなくなるリスクや、安全規格への継続対応が重くのしかかる。長期にわたってファームウェアなどを使い続けること自体は悪いことではないが、本質的な問題は、更新されないまま「塩漬け」になってしまう構造にある。

 セキュリティ・バイ・デザインが求められる今、塩漬け運用を前提にした設計はもはや通用しない。しかし、現場では「どこから手を付けるべきか」「全面刷新と段階的移行のどちらが最適か」といった判断が常につきまとう。

 さらに、今後はアプリケーション開発でのAI活用や次世代アーキテクチャーまで見据えた設計が必要になってくる。課題が山積するレガシー移行だからこそ、今の移行を単なる“延命で終わらせない”アプローチが求められている。

この記事の続き >>

  • ・移行で失敗しないために、最初に外すべき「前提」

    ・作るたびに増える負債…“環境縛り”を断つ設計とは?

    ・“作り直し地獄”を回避する「開発フレームワーク」

    ・AIで開発はどこまで変わる?レガシー刷新を“未来投資”に変える視点

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