PMの能力は関係ない? 生成AI使っても…「プロジェクトが失敗し続ける」本当の理由
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なぜプロジェクトがうまくいかない? 忙殺されるPMOの実態
特に、複数のプロジェクトが同時に進む企業では、それぞれの正確な進捗やリスクをリアルタイムで把握するのが難しい。その結果、経営陣の意思決定が遅れ、対応が後手に回るケースも少なくない。では、なぜ正確な状況を把握できないのだろうか。
その大きな原因の1つが、現場の情報がバラバラに管理されていることだ。多くの現場では表計算ソフトや各種ドキュメントを中心に進行管理が行われているが、PM(プロジェクトマネージャー)ごとにフォーマットや情報の粒度が異なる。さらに、プロジェクトによって使用しているツールが違う場合もある。
その結果、各プロジェクトの進捗支援や分析、経営層への報告を担うPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)などの担当者は、大きな負担を抱えることになる。各所からデータを集め、フォーマットをそろえる作業に多くの時間を取られ、本来行うべき分析や改善に手が回らない。いつの間にか「データ集計や資料作成をする人」になってしまうのだ。しかも、手作業でデータをまとめている間に、情報はすでに古くなってしまう。
こうした状況を変えるため、ツールの全社統一やPMの育成、さらには「汎用生成AI」の活用を試みる企業もある。
しかし、ツールの統一は「使い慣れたツールを変えたくない」という現場の強い抵抗に遭い、うまく進まないことが多い。また、PM育成は個人の能力に依存する面が大きく、ベテランのノウハウは言語化しにくいため、組織全体の底上げには限界がある。さらに期待される汎用AIも、基本は1問1答のテキスト形式であり、プロジェクトの複雑な背景までは理解できない。元データがバラバラな状態では一般論しか返せず、意思決定を本質的に支援するところまでは至っていないのが現実だ。
では、企業はどうすればよいのだろうか。なぜプロジェクトは失敗を繰り返してしまうのか。ここからは、プロジェクトが失敗する根本原因を整理しながら、その解決策を解説する。
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・失敗を「PMの能力不足」のせいにする組織が陥る罠と、不可欠な3つの要素
・使い慣れたシートがそのまま利用できる?現場に反発されずに「データ統合」する方法
・汎用AIでは不可能な「意思決定の支援」を実現?スゴイ成果出す「AI活用術」
・AIが自らアラートを出す? 大手SIerも導入する「プロジェクト管理の劇薬」
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