従来型BCPの“限界”とは?アサヒGの事例からひもとく、実効性の高い「次世代BCP」
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そのBCP、本当に使えますか?
多くの企業は、こうした不測の事態に備えてBCPを整備しているはずだ。しかし、そのBCPは本当にサイバー攻撃という「見えざる脅威」に対して実効性を持っているだろうか。多くの企業が策定しているBCPは、主に地震や津波、風水害などの「自然災害」を想定して作られている。
しかし、自然災害とサイバー攻撃とでは、両者は被害の性質が根本的に異なる。自然災害は機器の物理的破壊など「可用性の喪失」が主であり、何が起きたか誰の目にも明らかで、代替手段や復旧作業への移行や事業再開判断が明瞭である。
一方、サイバー攻撃は自社のみを狙い撃ちにし、いつ侵入されたかさえ気づきにくい。さらに、社内データを暗号化して使用不能にしたり、機密情報を外部へ漏えいさせたりといった、深刻な二次被害を引き起こす。
こうした「論理的な被害」の恐ろしさを如実に物語っているのが、2025年9月に被害を受けたアサヒグループホールディングスの事例だ。攻撃者グループ「Qilin」はインシデント発覚の約10日前にVPN経由で侵入されたとされており、後にダークウェブで同社の利益予測などに言及する犯行声明を公表。全社的なリスク体制を敷いていた同社でさえ、完全復旧に至らぬまま2カ月が経過する事態に陥った。
これは論理的被害であり、原因が特定されたとしても、感染範囲の特定が困難なこともあり、システム復旧への判断が慎重になりやすく、事業停止が長期化するリスクをはらんでいる。サイバー攻撃のリスクが日に日に高まる中、企業はどうすればよいのか?
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・【アサヒGの事例分析】2カ月のシステム停止をもたらした「被害」の全貌
・サイバー攻撃に特化した「次世代BCP」の考え方
・既存BCPをアップデートするための「4つの重要ポイント」
・【実践アプローチ】机上の空論を脱する「シナリオベース」のBCP構築法
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