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  • 2026/08/13 掲載

EDR運用で「月50時間」消える…なぜ現場は疲弊? AI時代に急増「グレーゾーン」の正体

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ランサムウェア対策としてEDRやMDRを導入したら、なぜ現場の負担が増えるのか。AI時代の攻撃では、「あるグレーゾーン」の広がりによって、担当者に判断の宿題が戻ってくる。月50時間もの確認作業が発生する例もあり、見えないコストは想像以上だ。では、EDR頼みの守りから抜け出すには何を変えるべきか。その答えとなる3つの対策と、現場を救う意外なカギに迫る。
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AI時代で限界を迎えるEDR。セキュリティ対策はどう対応するべきか

EDRの限界…「アラート対応」に追われる現場

 ランサムウェア被害が深刻化する中、多くの企業はEDR(Endpoint Detection and Response)の導入、24時間365日体制のMDR(Managed Detection and Response)監視、バックアップによる復旧体制という「鉄壁の3層防御」を構築してきた。ところが、この常識通りに固めた企業が今、新たな問題に直面している。

 ある調査によると、アラート1件当たりの平均確認時間は約30分、および月間のエスカレーション件数が100件に達した場合、月50時間を確認対応に費やす計算となるという。深夜・休日の呼び出し対応や社内調査・ヒアリング工数を含めれば、隠れたコストは製品ライセンス料やMDR委託費を上回る可能性がある。

 問題の根源は、EDRの構造そのものにある。EDRはプログラムの実行を一旦許容し、その挙動を事後的に追跡する仕組みだ。攻撃者がPowerShellなどの正規ツールを悪用する現在、ログだけでは業務操作と攻撃行為の区別がつかないグレーゾーンが拡大し、そのたびに現場での確認や判断が必要になる。MDRに分析を委託しても、正規業務か攻撃かをログだけで判別できない場合、最終的な業務確認という最も負荷の高い判断は必ず現場に差し戻される。

 では、この構造的な袋小路をどう打破すればよいのか。

この記事の続き >>

  • ・現場の疲弊と隠れたコストを生む「グレーゾーン」の正体

    ・解決への道と、製品選定「3つの評価軸」

    ・最大のカギとなる「あるプロセス」、その2つの理由

    ・現場の疲弊を防ぐ、セキュリティ対策「3段構え」とは

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