【ガリガリ君】赤城乳業がSAPの“作り込み”をやめたワケ、決め手の「3点セット」
- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
在庫は“ケース”でなく“金額”で見る、ガリガリ君の誤算
非正規社員を含めて1,000人弱の規模となった現在、売上高は2011年の約297億円から2025年には約602億円へと倍増。その成長を下支えした取り組みの1つが、基幹システムの刷新だ。
ただしアイスクリーム事業には、季節による需要変動という特有の難しさがある。
アイスの売上は夏場に集中し、ピーク時には1日数千件の受注・出荷明細が発生する。春先から商品を作りためるため、需要を読み違えれば冷凍倉庫の保管コストが利益を圧迫する。
取締役 財務本部 本部長
兼 情報システム部 部長
吉橋 高行氏
そこで同社は2014年、SAP ERPを導入した。それまでPSI管理はExcel中心で、在庫はケース単位、製造原価は年1回の計算だった。導入後は実際原価を月次で自動計算し、単品別の利益や在庫金額を把握できるようになった。
ただ、SAP導入直後に発売した「ガリガリ君リッチ ナポリタン味」は想定どおりに売れず、不動在庫が発生した。もちろんSAP自体が原因ではないが、この経験から同社は、ERP導入と業務改革を両輪で進める必要性を認識した。
「それまでの『ERPを導入すれば課題解決できる』という考え方を改め、PSIを横断的に管理する体制の整備とSKU削減を行いました。その結果、不動在庫を最終的に約1/5まで削減することができたのです」(吉橋氏)
システムだけでなく、業務と経営の数字の見方まで変える──この経験が、10年後の大規模なERP刷新にもつながっていく。
この記事の続き >>
-
・なぜ赤城乳業は「SAPをきれいにする」ことを選んだのか?
・SAPを中心に置かない? 勝負を決めた“3点セット”の中身
・連携フローの内製化へ、現場の「マインド」はどう変わった?
今すぐビジネス+IT会員に
ご登録ください。
すべて無料!今日から使える、
仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!