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  • 2026/10/15 掲載

社員の“こっそり生成AI”が侵入口に? 企業が直面する新たな爆弾「シャドーAI」

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会社で認められていない生成AIが、知らないうちに業務で使われている──。こうした「シャドーAI」は、情報漏えいだけでなく、誰が何を入力したのか追えないという厄介な問題を生む。AIエージェントの普及で、攻撃の標的も人からAIへ移り始めた。見えないAI利用をどう把握し、統制していけば良いのか。シャドーAIの実態と、企業が最初に着手すべき対策を徹底解説する。
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「シャドーAI」対策をどう進めるべきか

ルールだけでは防げない「シャドーAI」の厄介さ

 企業のAI利用は、もはや実験ではない。日々の業務に組み込まれ、成果を問われる段階に入っている。総務省「情報通信白書」によると、業務で生成AIを利用する企業の割合は日本で55.2%。米国90.6%、ドイツ90.3%、中国95.8%には及ばないものの、国内でも利用は着実に広がっている。

 さらに米ガートナーは、2028年までに日常業務上の意思決定の15%がエージェント型AIによって自律化し、企業向けアプリケーションの33%がエージェント型AI機能を搭載すると予測している。AIが「質問に答える道具」から、業務の一部を自ら実行する存在へ変われば、企業が管理すべき対象も大きく増える。

 便利になる一方で、企業が把握していないAI利用も増える。そこで問題になるのが、会社が認めていないAIサービスを従業員が業務に使う「シャドーAI」だ。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威 2026」でも、「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初めて選ばれた。未認可AIに機密情報を入力すれば、意図しない情報漏えいにつながる恐れがある上、誰が何を送ったのか追跡できず、問題発生後の調査や監査も難しくなる。

 便利さを優先して未認可AIが使われれば、企業の目が届かない場所で情報がやり取りされる。しかも、AIエージェントが外部ツールを操作する時代には、リスクは「何を入力したか」だけでは済まない。では、見えないAI利用はどこから漏えいにつながり、企業は何を可視化すべきなのか。

この記事の続き >>

  • ・Claude事例に見る情報漏えいの盲点

    ・人ではなくAIをだます「見えない命令」の正体

    ・AIは最強の盾にも、新たな穴にもなる…企業を守る「2つのAI防御」とは

    ・シャドーAI対策はここから…企業が外せない「3つの初動」

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