グーグルも見落とした“権限の穴”、AI連携を守るため開発チームに聞くべき“3つの質問”
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「公式ツールだから安心」という思い込みに潜む罠
その一方で、企業にとってDXや生成AIの活用は、もはや避けて通れない経営課題だ。業務の自動化やデータ活用を目的として、AIエージェントの導入も進みつつある。
しかし、AI活用が広がるほど、セキュリティ担当者が向き合わなければならない「アタックサーフェス(攻撃対象領域)」も拡大する。AIエージェントが社内データベースやクラウド環境、GitHubなどのコードリポジトリにアクセスする機会が増え、AIと業務システムの間には、新たな「連携層」が生まれているからだ。接続口が増えれば、それだけ守るべき場所も増える。
そうした中、開発現場では、「大手ベンダーが提供する公式ツールを使っているから大丈夫」と考えてしまいがちだ。しかし、本当にそれだけで安全と言えるのだろうか。
この連携層で、AIエージェントとさまざまな業務システムをつなぐ共通規格として普及が進んでいるのが、「MCP(Model Context Protocol)」である。
MCPは、いわば「AIエージェントのUSB端子」のようなものだ。共通の接続方式を使うことで、AIエージェントからデータベースやクラウド、社内リポジトリ、各種ツールなどにアクセスできる。だからこそ、「誰が、何を、どこまで操作してよいのか」を制御する認可の仕組みが重要になる。
非常に便利な仕組みである一方、この連携層には、従来から存在する権限管理の問題と、AI特有の新しい攻撃手法が組み合わさるというリスクが潜んでいる。では、その“死角”は実際にどこにあったのか。
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・大手クラウドベンダーの公式MCP製品で発見された実在のCVE(CVSS 8.6)
・「認証は通るが権限チェックが抜ける」──4つの入口に潜んでいた認可バイパスとは
・修正コードの「隣の入口」が見落とされる理由と、自社開発で陥りやすい罠
・AI時代の「継ぎ目」を守るため、明日から自社開発チームに問いかけるべき3つの質問
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