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  • 2010/01/19 掲載

日本仮想化技術 宮原徹氏インタビュー後編:仮想化導入後の運用管理のあり方

サーバ仮想化に潜む5つの落とし穴 特別編

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仮想化技術やオープンソースソフトウェアに関する著作・講演活動を精力的にこなし、現在は日本仮想化技術および、びぎねっとの代表取締役社長をつとめている宮原徹氏。実際の仮想化導入現場を数多くこなしてきた宮原氏に、仮想化の本質、今後の展望、さらに仮想化を最適に導入する方法などについて話を伺った。後編は主に仮想化導入後の運用管理のあり方と、仮想化の今後の動向について。

仮想化時代の運用管理のあり方

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日本仮想化技術 代表取締役社長 宮原徹 氏
──仮想マシンの柔軟性が運用上の問題になることはありませんか。

 柔軟性はメリットでありデメリットでもあります。柔軟でもいいもの、たとえば少しくらい止まっても大きな問題にはならないシステムなら、どこで動いているかをあまり気にする必要もないでしょう。それに対し、ミッションクリティカルなシステムは、機能設計と物理設計がひも付いている部分があるわけで、それによって性能を出していたり、信頼性を担保していたりするわけです。そういったシステムに関しては、仮想化によってブラックボックスが増えるわけですから、システムを組む側としては自信をもってそのシステムを動かすことができなくなる、という面はあると思います。

 見えないことは考えなくていいという意味では楽ですが、考えたい人にとってみれば、必ずしもいいことではありません。たとえば性能が出ないとき、CPUやメモリーの割り当てを固定する従来のチューニングのノウハウが使えるかどうかも重要だと思います。

──サーバの乱立を防ぐはずの仮想化が、サーバの乱立を招くということはありませんか?

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