「人手不足でもDX実現」、この難題を解決する“外部人材”の正しい生かし方とは
既存の仕組みでは限界を迎えつつある人材獲得
近年、ほとんどの日本企業が「人材不足」という大きな課題にあえいでいる。社会のIT化はどんどん進んでいくが、そのシステムを支えるIT人材は特に不足しており、2030年には約45万人不足するという調査結果も経済産業省から出されている(生産性上昇率を0.7%、IT需要の伸びを約5~2%とした場合)。翻って世界を見ると、自動車業界におけるウーバー、ホテル・旅館業界におけるAirbnb、小売業界におけるアマゾンなど、既存業界を駆逐するプレーヤーが次々に登場している。この競争に勝ち残るためには、デジタルで自らのビジネスを変革して新たなビジネスを生み出す「デジタルトランスフォーメーション」(DX)が不可欠だ。だが、その担い手である“DX人材”どころか、先に述べたようにそもそも日本では絶対的な人手が足りていない。
神戸製鋼所のIT部門から分社独立した歴史を持つシステムインテグレーター、コベルコシステムも、この危機に直面した企業のひとつだ。同社は歴史的な経緯もあり、製造業を中心とする一般企業の情報システムの構築・運用にたけている。特にSAPのERPビジネスには1995年から取り組み、製造業向けテンプレートHI-KORTを核に、これまで数々の企業のSAP ERPの導入・運用を支援してきた。
「外部パートナーとのアライアンス推進の仕事を始めて3年になりますが、3年前は今ほど忙しくありませんでした。たとえばSAPのプロジェクトを6月から開始するのであれば、2カ月前の4月から準備して必要な人材を確保できていました。ところが現在は、半年前から声をかけ始めても、なかなかそろわないのです」(大工園氏)
・決定的な人材不足、コベルコシステムが取った手段は
・グローバルで20年の実績を持つ、外部人材活用法
・製造業における外部人材活用のベストプラクティスを作るには
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