DXに成功している企業は○○が高い? 共通する意外な能力とその高め方
DXに成功している企業の共通点
ビジネス環境が急激に変化する中、その変化にスピーディに対応し、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を実現することが求められている。ここでいうDXとは、デジタル技術を駆使して顧客の求める価値を迅速に提供し続けることを意味する。そこで重要な役割を果たすのがアプリケーションだ。DXに成功している企業の多くは、アプリケーションでビジネスをドライブしている。しかも、リリース後も顧客のニーズや市場の変化を取り入れ、デザインや機能を更新し続けている。つまり、顧客が求める価値をアプリケーションに乗せて提供し続けているのである。
このアプリケーションを提供し続ける能力を「デリバリーパフォーマンス」と呼ぶ。DXに成功している企業は、ほぼ例外なくデリバリーパフォーマンスが高い。
逆に言うと、デリバリーパフォーマンスの低い企業はDXで苦労する。理由はシンプルだ。「人・組織」「プロセス」「技術」が旧来のウォーターフォール型に最適化されているからだ。特にアプリ開発/インフラ間のサイロ化は深刻な問題だ。
既存のアプリケーション開発では、要件定義・設定が完了したら、開発者はインフラ側が構築した開発環境で開発する。同様にインフラ側が構築したテスト環境でテストし、インフラ側が構築した本番環境にデプロイして、リリースを迎える。このように、1つひとつステップを踏み、手作業も発生する複雑なやり取りが続くかぎり、デリバリーパフォーマンスを高めることは困難だ。
解決するには、「人・組織」「プロセス」「技術」の3つの観点からメスを入れる必要があるが、その「技術」おける解決策となるのが「コンテナ」である。
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