経費精算のマイナーチェンジで「120時間の業務短縮」を実現できた理由
経理部門のDXを阻む高いハードル
経理部門が抱える業務課題は数え切れない。たとえば、経理部門の業務が属人化しているために、退職などを理由に1人の担当者が抜けてしまえば、作業全体が滞ってしまうような企業は多い。また、紙の資料をベースに業務を行っていることから膨大な領収書の保管のためにわざわざ倉庫を借りているなど、コスト負担に悩まされている企業もある。こうした課題を認識している企業の中には、経理業務にデジタルツールを導入する企業もあるが、これがうまく効率化につながっていない。たとえば、ありがちなのが、会計システムを導入したにも関わらず、経費を入力したエクセルシートをプリントアウトして経理部門に提出し、それを見ながら経理部門が会計システムに手入力し直すという、デジタルと紙を行き来するようなむだの多い業務フローとなっているケースだ。
つまり、業務フローの一部がデジタルツールに置き換わっただけでは、業務全体はまったく効率化されないだけでなく、むしろ業務フローが複雑となりミスも起こりやすくなるのだ。そうは言っても、社内の業務フローを大きく改革するのは容易ではない。簡単かつ効果の高いテコ入れ方法はないのだろうか。
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