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- 2026/05/19 掲載
工場から専用ハード消滅…? シーメンス・アウディら示す「バーチャルPLC」の凄い効果
アルファコンパス 代表CEO
中小企業診断士、PMP(Project Management Professional)
1990年3月 早稲田大学大学院修士課程(機械工学)修了。同年に東芝に入社後、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業立ち上げに携わり、その後、インダストリアルIoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディア「DiGiTAL CONVENTiON」の立ち上げ・編集長などをつとめ、2024年に退職。
2020年にアルファコンパスを設立し、2024年に法人化、企業のデジタル化やマーケティング、プロモーション支援などを行っている。
主な著書に『デジタル・プラットフォーム解体新書』(共著:近代科学社)、『デジタルファースト・ソサエティ』(共著:日刊工業新聞社)、『製造業DX: EU/ドイツに学ぶ最新デジタル戦略』、『製造業DX Next Stage: 各国/地域の動向やAIエージェントがもたらす新たな変革』(近代科学社Digital)がある。その他Webコラムなどの執筆や講演など多数。2024年6月より現職。
【4社事例】「バーチャルPLC」が変える工場の未来
今回のハノーバーメッセでは、バーチャルPLC(ソフトウェアデファインドPLC)が進化し、活用が進んでいることも確認できました。バーチャルPLCとは、従来は専用ハードウェア上で動作していた「PLC(Programmable Logic Controller:産業用制御装置)」の機能を、汎用サーバーやエッジPC上のソフトウェアとして実行する仕組みです。制御ロジックをソフトウェア化することで、設備変更や機能追加を柔軟かつ高速に行えるほか、クラウドやAIとの連携もしやすくなる点が特徴です。ここからは、そんなバーチャルPLCの最新事情を紹介していきます。
■事例(1):Schneider Electric
Schneider Electricでは、人の居場所や人数を検知し、空調をリアルタイム制御して必要箇所に適量送風をし、快適性を確保するというソフトウェアデファインド適用のショーケースを展示していました。この制御はソフトウェアデファインドにより最適化されています。工場内のみならず倉庫・データセンター・物流センターなどへの適用を検討しているとのことです。
同社のバーチャルPLCのソリューションである「EcoStruxure Automation Expert」(EAE)は、旧来のPLC/専用ハードウェア依存から、ソフトウェア中心の制御ロジックへ移行を推進するものであり、設計~実装プロセスをソフトウェアで再構成し、上位連携・データ接続を容易化するものであるとしています。
また、同社はDCS(Foxsboro)のソフトウェアデファインド・オートメーションへの置き換えを進めており、技術的にも確立されてきています。
さらに、産業オートメーションのエッジ領域でのインターオペラビリティを実現するためのオープン標準コミュニティMargo(マーゴ)の創設メンバとして正式に参加しています。
■事例(2):Siemens
Siemensは、バーチャルPLCを用いることでハードウェア依存からの完全脱却が可能になるとしています。
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