従業員による不正アクセスや海外からの標的型攻撃など、企業の個人情報や機密情報を狙ったサイバー事件は近年になっても後を絶たない。企業にとっては依然無視することのできない大きなリスクであり続けている。
こうした不正アクセスやフィッシング対策の1つに、統合認証とアクセス管理ソリューションがある。不正なアクセス、あやしい操作、危険な操作などを制御するには、ID情報の管理を確実にし、本人であるかどうかの認証を強化する。そして、重要なサーバーやファイル、デバイスのアクセス制御をきめ細かく行う必要がある。
この統合認証、アクセス管理のソリューションについて、日立ソリューションズ 営業統括本部 ハイブリッドインテグレーションセンタ プロダクト戦略部 主任 柴田 真里氏は、以下の4つのカテゴリで考えることができると説明する。
1.ID管理+ログ管理
2.シングルサインオン(SSO)/フェデレーション
3.ユーザー認証強化
4.管理者認証強化
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・4つのカテゴリを統合的・効率的に管理するには?
・シンクライアントの認証はどのように考えるべきか
・マイナンバー制度で注目される認証強化