愛媛銀行事例:勘定系システムこそSDNが最適、通信を可視化して障害にも迅速対応
複雑化した既存のネットワークでは、万が一のトラブルへの対応が困難
銀行システムは、重要な社会インフラの1つです。特に中枢を担う勘定系システムは、高度な信頼性、可用性が求められます。当然、その運用を支えるネットワークも、止まることは絶対に許されません。
「しかし、従来のネットワークは、サブシステムを導入するたびに新たな機器を設置し、追加を続けてきたため、非常に複雑化していました。その結果、運用は特定のSEに依存せざるをえず、万が一障害が発生した場合にも原因を究明するのが困難。また、複雑化ゆえのLANケーブル誤接続など、障害のリスクが高まっていました」と同行の新居田 基彦氏は述べます。
さらに、機器が多くなることは、システム全体の信頼性への影響も懸念されます。そこで同行は、可視化により運用性を飛躍的に向上し、障害発生時でも迅速に対応できる新しいネットワークの構築を目指すことにしました。
ネットワーク構成やトラフィックの中身までを可視化できる
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