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  • 2018/03/26

マルチクラウド時代、データセンター活用に求められる「もう一つのポイント」

デジタルビジネスの進展とともに、それを支えるIT基盤にも新たな役割が求められている。また、オンプレミスとクラウドを使い分けるハイブリッドクラウドが一般化し、複数のクラウドを組み合わせたマルチクラウドの利用も拡大。それを橋渡しするネットワーク網も多様な選択肢から最適解を選ばなければならない時代が到来した。ビジネスニーズも大きく変化する中、どのようにこれからのIT戦略を描けばよいのか。

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複数のクラウドを組み合わせるマルチクラウド時代のデータセンター活用とは
(©sdecoret - Fotolia)

複雑化を増す企業のデータセンター活用

 「デジタル変革」の時代に、ITの役割はますます重要性を増している。ある調査によると、2021年までに、日本企業の3割がデジタルビジネスに向けてデータセンター戦略の見直しに着手するという。しかし、実際にデータセンターをデジタルビジネスの拡大に生かせる企業は、全体の1割未満という見立てである。

 一方で、パブリッククラウドの利用は着実に進展している。データの蓄積、あるいは基幹系の業務処理はオンプレのITインフラが担い、分析系や多くのコンピューティングリソースを要する処理をクラウドが担うなどのように、「インフラ調達を最適化する」というニーズに対して、ハイブリッドクラウドは有効だ。

 さらにそのクラウド活用もどこか1社ではなく、複数のクラウドサービスを組み合わせる「マルチクラウド」も多くの企業が直面している現実だ。

 その結果、自社が活用するデータセンターに求められる要件も変わってきた。従来のように、オンプレミス中心の時代は、いわゆる場所を貸し出すコロケーションサービスが中心だったが、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドといった複数のサービスを使い分けたいというニーズが高まるにつれ、インフラ環境を柔軟に変更し、各サービスを連携できることが求められているのである。

 さらにクラウドとオンプレ間のネットワークを支える通信網も複雑化している。インターネット回線経由で問題がない通信もあれば、閉域網の活用が求められるケースもある。ネットワークにしてもクラウドにしても、それぞれのサービスには一長一短があり、これを組み合わせて活用したい、あるいは活用せざるをえないという状況に直面するケースは少なくない。しかし、数が増えれば管理も複雑化する。こうした課題をどうひも解いていけばよいのだろうか。

この記事の続き >>
・データセンターに求められる多様な選択肢
・AWS、Azure、GCPなど複数のメガクラウドを使い分け
・ユースケース策定からアプリ開発までワンストップ

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