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  • 2020/10/23

「仮説検証型AI」で農業革命! 老舗カクイチの“農家を救う”挑戦

創業1886年(明治19年)、135年目を迎える老舗のカクイチは、長野の金物屋から始まり、いまは農業者向けの大型ガレージ(倉庫)販売を主軸に事業を展開している。そんな同社が「農業を変えたい」と注力する新規事業が、農作物の生育を早めるなどの効果がある「ナノバブルウォーター」だ。しかし、各農家で育てている作物も土壌も日射量も異なるため、その効果を確立するには正確なデータとそれに基づいた予測が必要となる。カクイチはこの難題にどう立ち向かったのだろうか。

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「AI×ナノバブルウォーター×農業」の相乗効果で次世代農業革命を目指す
(Photo/Getty Images)

なぜ老舗企業がユニークな農業用水事業を始めたのか?

 カクイチは、創業135年を数える老舗ながらも「誰もやらないことをやる」というベンチャースピリッツにあふれた企業だ。主軸のガレージ事業だけでなく、一般から土木までに対応するホース事業や、太陽光発電を中心とした環境事業、滋賀県のキレイな岩深水を使ったミネラルウォーター事業など、多角的なビジネスを進めているのも、同社の大きな特徴の1つである。

 そんな同社が、いま最も注力しているのが、未来を変える農業改善への取り組みである「アクアソリューション事業」だ。同社はもともと「社会課題を解決したい」という共通の事業テーマがあり、その一環として、この新事業に着手したという。

 カクイチの経営統括本部 情報システム部 部長 松山 陽一氏は「いま弊社の屋台骨であるガレージ事業のお客さまは、ほとんどが農家の皆さまです。そこで農家の方に何か役立つような事業を提供することで、恩返しをしたいという気持ちで、このアクアソリューション事業をスタートしました」と語る。

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カクイチでは、農業の想いを包み込む「A-SITE」というショールームを全国各地に展開している

 少子高齢化が進む日本では、農業従事者の高齢化や跡継ぎ不在が社会問題になっている。今後は農業が集約化され、より大規模になっていくことが予想される。そこで農作物の高収穫化や、品質、成長、病害虫対策といった付加価値を付けられるようにと考え、「ナノバブルウォーター」という農業用水を使ってもらうアイデアを思いついた。

 しかし、農業は作物が多岐にわたり、土壌や温度、日射量といった環境は千差万別だ。そうした中で、「再現性のある“科学”」としてこのナノバブルウォーターを確立するために、同社が挑戦した「AI活用」の変遷に迫る。

この記事の続き >>
・データサイエンスとAI技術で「農業を科学する」
・多変量解析ではうまくいかない…「仮説検証型AI」への大転換
・食料危機の問題を解決し、持続化可能な世界を作る

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