人材不足でもDXをあきらめない! 秘訣は「ノーコードでのデータ連携」にあり
エンジニア不足の中で内製化はできるのか
DXを実現するアプローチはさまざまだが、重要となる1つの観点は「スピード感」である。変化が激しいビジネス情勢に対応していくには、日々の業務を支えるシステムを状況に応じていかに迅速かつ柔軟に対応していけるかがカギとなる。だが日本では、システム開発や変更を外部のSIer(システムインテグレーター)に委託しているケースが多く、これでは開発にも時間がかかってしまううえに、社内にノウハウも蓄積されていかない。そこで業務システムの一部を内製化して構築するという選択肢が有効になる。
だが仮に内製化の体制ができたとしても「万事解決」とはならないだろう。現在では、クラウドサービスの活用が一般的となり、さまざまなシステムが業務で利用される中、それぞれのシステムで保存されたデータを連携させる「データ連携」の仕組みも複雑化していく。その際に陥ってしまうのが、システムの乱立によるサイロ化である。
部分的に業務を効率化したはいいものの、システムが独立することによってシステム間の連携が自動化されず、そこをまた独自に手組みのプログラムを構築してつなぐことになれば、より社内のIT人材に重い負荷がかかってしまい、人材不足に拍車がかかる。
そこで期待されるのが、プログラミングの知識がなくても現場レベルで業務システム間の連携を実現できる「ノーコード開発」が可能なデータ連携ツールである。これならばIT人材が豊富にいなくとも、社内の自動化を強力に推進できる。
だがノーコード開発といっても、市場にはさまざまな特徴を持った多くのツールが存在している。その中で、DXの推進を目的としたユーザー企業が、内部の業務システムの開発体制を内製化するために、どのような要件に着目すればよいのだろうか。
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