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  • 2021/03/09 掲載

リモートワークで見えた限界…今こそ「脱VPN」すべき理由

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コロナ後のニューノーマル時代に備えて、多くの企業がリモートワーク導入を進めている。それを支えるため、VPNインフラの増強を急ぐ企業も多い。今後、リモートワークが常態化することを考えると当然の選択に見える。しかし、それは本当に正しい選択だろうか?そこには、VPN増強によって深刻化する別の問題が潜んではいないか。既存の企業ネットワークが抱える本質的な課題を整理する。

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VPNの「限界」を正しく把握できているか
(Photo/Getty Images)

リモートワーク拡大で露呈したVPNの限界

 2020年4月16日、緊急事態宣言の範囲が全国に拡大され、多くの企業がリモートワークを導入した。そこで活用されたのがVPN(Virtual Private Network)だ。
しかし、多くの企業では、従業員の大半が使う前提ではVPNインフラを準備していなかった。このため、従業員が社内ネットワークに入れない、入れたとしても遅くて使い物にならないという事態に陥ったのである。

 問題を解決する方法として、VPNの増強を考えている企業も多いだろう。しかしそれは、VPNの課題に向き合った上での判断だろうか。

 特に注視したいのが、セキュリティの問題だ。現在、テレワークでのクラウド活用においては、セキュリティを担保するため、VPNで社内ネットワークに入り、そこからインターネットに抜けてクラウドを利用しているケースが多い。しかし、万が一VPNのアカウントが漏えいしたら、攻撃者が社内ネットワークに無制限にアクセスできるというリスクもはらんでいる。

 さらに言えば、VPNはすべてのトラフィックを社内に受け入れ、再びインターネットに流す仕組みである。そのため、VPN増強の選択をする場合、VPNアプライアンスの追加にとどまらず、回線そのものの増強も必要になるだろう。

 賢明な企業はすでに、このネットワークアーキテクチャが時代遅れになっている事実に気づいている。テクノロジーや働き方が変化しているにも関わらず、社内ネットワークだけが取り残されているのが問題の本質なのだ。

この記事の続き >>
・あらゆる場面においてアクセスを検証する仕組みとは?
・ゼロトラストセキュリティで、IT部門の働き方を改革
・ネットワークアーキテクチャの変革が企業にもたらすもの

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