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  • 2021/07/09

DXのために手に入れた「柔軟性」が招く“リスク”とは? IT運用に欠かせない視点

デジタルトランスフォーメーション(DX)を具体的に進めるにあたっては、単にレガシーなシステムを刷新するのではなく、いかに迅速に変化できる能力を身につけるかが重要だ。こうした柔軟性はITシステムでも同様である。だが、柔軟に変わっていくことができるシステムとは、逆に言えば問題発生時の対処がウィークポイントとなりやすい。そこで注目すべきキーワードが、「オブザーバビリティ(Observability: 可観測性)」である。

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DX時代のIT運用に求められる「オブザーバビリティ」とは何か
(Photo/Getty Images)

DXに必須の「変化への適応力」。同時に発生する“リスク”とは

 経産省が2020年12月に公表した「DXレポート2(中間取りまとめ)」によると、DXの本質は、「単にレガシーなシステムを刷新する、高度化するといったことにとどまるのではなく、事業環境の変化へ迅速に適応する能力を身につけると同時に、その中で企業文化(固定観念)を変革(レガシー企業文化からの脱却)することである」とされている。

 上記が示すように、DXの推進では「変化」と「文化」がしばしば言及される。そしてこの2つのキーワードを持つのがDevOpsである。DevOpsは開発担当と運用担当が連携・協力し、変化のサイクルを繰り返す手法である。技術的な側面だけではなく、このコンセプトを体現していくには、文化的な側面、人間的な側面が重要だとされる。

 DevOpsでは、トライの回数を重ねていくほどサービスが安定する。そして、このような環境を実現するために登場したのが「マイクロサービス」である。互いに連携しあう複数のサービスによってサービス全体を構成するという考え方だ。それぞれのサービスが独立してデプロイできるようにすることで、小さい単位で変更可能となり、DevOpsの取り組みを加速しやすくなる。

 ただし、リスクがないわけではない。独立したサービス間の通信はHTTPやREST APIなどを使った外部通信になるため、遅延や失敗が増えるとも言われている。つまり、マイクロサービスによって、DX時代の変化に適応する能力を身につけられる一方で、複雑さと不安定さを抱えることにもなる。このようなリスクにどのように備えればよいのか。そのためには「オブザーバビリティ」という考え方を理解する必要がある。

この記事の続き >>
・従来の「モニタリング」と「オブザーバビリティ」の違いとは?
・オブザーバビリティで「未知の現象」に備える
・システム障害が起きたら具体的にどう対応すればいいか

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