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  • 2021/08/16 掲載

DXが失敗するのは、データ活用が「場当たり的」だから。データを価値へと変えるには?

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デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業が増え、その中心を担うデータ活用は大きな経営課題となっている。しかし、業務改善といった枠を超え、データから「価値」を生み出すためには、場当たり的なデータ活用を繰り返しても意味がない。各部門の強みを横断的に組み合わせ、データが有機的に連携するよう企業全体でプロセスをデザインすることが必要だ。そのために、企業は今何を変えるべきなのか。

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なぜDXに失敗するのか? データ駆動型組織へと変革する秘訣とは
(Photo/Getty Images)

DXに失敗する企業に共通しているのは?

 変化の激しい今の時代、企業が競争力を確保し継続的に成長するためには、デジタルを活用してビジネスを変革するDXを実現していかなければならない。そのときに大きなカギを握るのがデータ活用だ。

 もちろん、多くの企業はデータの重要性をしっかりと認識しており、データを保管するDWH(データウェアハウス)などの基盤を整備し、データカタログやBIツールといったデータ活用、分析ツールの導入、整備に取り組んでいる。

 しかし、それでも「なかなか成果が出ない」という声は多く、ある調査によるとDXに成功したと考えている企業は国内でわずか14%しかないという。データから「価値」を得るまでには至っていないのだ。それはなぜだろうか?

 1つには、各部門でデータ分析環境を整備しているが、部門最適が進んだ結果、全社展開できないといったケースがある。また肝心のデータの形式や粒度がバラバラで、需要予測といった統合的な分析が行えない、という話もよく聞く。IT部門主体でデータカタログ等を整備するも、業務部門のユーザーに利用しづらく、参照されないといった課題もあるだろう。

 これらの「失敗」に共通しているのは、横断的、統合的な視点の欠如だ。業務改革・改善のレベルであればそれでも良かったが、DXとなった瞬間に、より大きな視点でのデータ活用が求められる。

 では、企業はいかにして大きな視点を獲得し、単なる「(バイナリ)データ」からビジネスの「価値」を生み出していけば良いのだろうか?

この記事の続き >>
・データ活用に必要な「DIKW+V」プロセスとは
・包括的なデータマネジメントプラットフォームが求められる
・Mastercard(マスターカード)ではアナリティクス業務が「6週間 → 3日」に

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