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  • 2021/10/18 掲載

バックアップすら無意味? 企業を襲う「標的型ランサムウェア」と「二重脅迫」とは?

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近年、特定の企業を狙った標的型ランサムウェアの被害が多発している。背景には、ランサムウェアをサービスとして提供する「RaaS(Ransomware as a Service)」の流行が関係しているようだ。リモートワーク導入やクラウド移行など、社内のシステム環境が激変する時代に、サイバー攻撃の被害を最小にするためには、どのようなセキュリティ対策を考えれば良いのだろうか。

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企業を狙う標的型ランサムウェアとは? 企業はどのような対策を講じれば良いのだろうか?
(Photo/Getty Images)

ランサムウェアの流行がもたらすRaaSとは?

 はじめに、足元のサイバー攻撃のトレンドを整理しておこう。直近、最も目立っているのがランサムウェア攻撃だ。McAfee Enterpriseのマルウェア研究チームであるMcAfee Labsが四半期ごとに作成している脅威レポートによると、2021年第1四半期のランサムウェアは約250万件にのぼる。

 2020年の第4四半期から見ると、ランサムウェアの件数自体は半減しているようだが、これには攻撃トレンドの変化が関係している。これまでの攻撃は、あらゆる標的に向けて大規模な攻撃を仕掛けるばらまき型攻撃が中心であったが、最近では特定の企業に狙いを絞って攻撃をする標的型に変化してきているようだ。

 ランサムウェアが流行している背景には、RaaS(Ransomware as a Service)の流行がある。RaaSとは、ランサムウェアをサービスとして提供する仕組みである。ランサムウェアの開発や提供、さらには身代金の回収のプラットフォームまでを提供している。つまり、ランサムウェアを開発する技術を持っていない組織や個人でも、企業に対して高度な攻撃を行うことが可能になったのである。

 こうした攻撃の変化に対して、企業はどう対応していけば良いのか。ここからは、攻撃トレンドの変化を踏まえた対抗策を解説する。

この記事の続き >>
・標的型ランサムウェアのホントの恐ろしさ、「二重脅迫」とは?
・デバイス・ユーザーの場所に依存しない、セキュリティ確保
・導入ハードル高いSASE、簡単に実現する方法とは

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