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  • 2018/11/30
 及川卓也 氏に聞くPaaS動向:なぜ段違いの「ソフトウェア力強化」が求められているのか

多くの企業が「データ」の価値に着目し、自らの「ソフトウェア力」の強化を急いでいる。そこで注目されるのが、開発基盤としてのPaaSだ。なぜ、いま「ソフトウェア力」なのか。そして、なぜPaaSが必要とされるのか。マイクロソフト、グーグルで最前線のエンジニアとして活躍し、現在はデンソーの技術顧問も務める及川卓也 氏に、PaaSをめぐる最新動向とともに、企業の「ソフトウェア力」強化に求められる方策を聞いた。

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エンジニア 及川卓也氏

早稲田大学理工学部卒。外資系コンピュータ企業を経て、MicrosoftでWindowsの国際版の開発をリードする。その後Googleにて、ChromeのWeb Platformチームのエンジニアリングマネージャーを歴任。Qiita(プログラマー向け情報共有コミュニティサイト)運営元であるIncrementsを経て、2017年に独立
標準化やコミュニティ活動にも古くから携わっており、インターネット基盤やセキュリティ技術,Web技術の標準化やコミュニティ活動にも関わる。開発者コミュニティでの講演実績や雑誌寄稿など多数。最近では、日本におけるプロダクトマネジメントやエンジニアリングマネジメントの重要性の啓蒙も行う。現在はデンソーの技術顧問を始め、いくつかの企業のアドバイザーや技術顧問を務める

いま改めて「ソフトウェア力」が注目されているワケ

――現在、メーカーをはじめ、さまざまな企業が「ソフトウェア力」の強化を図ろうとしています。その背景について、お考えをお聞かせください。

及川氏:「ソフトウェア」を「IT」ととらえると、これまでのITは、コスト削減や人間の作業を置き換える目的で活用されてきました。しかし、ここ10年で、ITでなければできないことが急速に増えてきました。

 米国のハイテク企業を見ると分かりやすいのですが、彼らのやっていることは、もはや人手をかければ何とかなるものではありません。たとえば、機械学習や人工知能を使って100万枚の画像を一瞬で認識させるような処理は、人間ではもはや不可能です。

 つまり、はじめからITでないと、ソフトウェアでないとできないことが急速に増えており、それによって社会が変わり、ビジネス環境が変わりつつあるのです。こうした背景から、多くの企業が「ソフトウェア」の価値を再発見し、そこに投資するようになったのです。ところが、日本企業はそこに気づくのが遅い。今でも気づいていない企業が多いように思います。

――日本企業は、まだ遅れていると……。

及川氏:たとえば、アマゾンについて、少し前までは「あれはオンラインの本屋さんですね」という認識を持つ経営者がたくさんいました。ところが、あれよあれよという間に本以外のさまざまな商品を扱い始め、「Amazon Go」のような実店舗まで始めました。

 そうなってようやく、アマゾンに自分たちのビジネスが奪われるかもしれないと気づきはじめています。現実に、小売り、流通、出版……など、さまざまな業界・業種で、こうした変化が起きています。

この記事の続き >>
・エンジニアの開発力と一般従業員の開発力
・開発環境としてのPaaSに注目が集まっている理由
・PaaS活用のユースケースと選択のポイント

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