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元アップル・マクドナルド社長の原田泳幸氏:「ストーカー的なマーケティングは絶対にやってはいけない」
クラウドやスマートデバイスの浸透とアドテクの進化、AI(人工知能)やビッグデータの活用によって、マーケティングは大きく変化しつつある。アップルやマクドナルドなどの著名企業で経営者を務めた原田泳幸氏は「新しいデジタルテクノロジーは、あくまで手段であって目的ではありません。マーケティングの使命を全うするためには、まず『経営とは何か』を知ることが重要」と語る。そのうえで原田氏は「大事な視点は“顧客の信頼”です。絶対にやっていけないことは“操る”“囲い込む”“あおる”こと。ストーカー的なマーケティングは絶対にお客さまが離れていきます」と強調する。原田氏に、デジタル時代の経営のあり方、デジタルマーケティングへの取り組み方法、注目すべき先進スタートアップ企業などについて幅広く聞いた。
従来のマーケティング活動の反省点は「経営者視点の欠落」
昨今、IoTやAI(人工知能)、ビッグデータ、VR(仮想現実)、ロボットなどの最先端のデジタルテクノロジーがもたらす新しいライフスタイルやビジネスモデルが話題となっている。しかし、原田泳幸氏は「これらのキーワードは、手段であって目的ではありません。その目的は顧客の価値をどう上げていくか、さらなるビジネスチャンスをどのように作っていくかという視点が重要となります。そのため、マーケティングが持つ使命というのは、今まで以上に大きくなっています」と語る。
原田氏はマーケティング職の経験・実績を踏まえ、日本マクドナルドのCEO(最高執行責任者)やアップルコンピュータの代表取締役社長などを歴任してきた。「これまでのマーケティングでは経営者目線で考えることが欠落していたというのが、私も含めて反省すべきことです」と振り返る。
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