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  • 2021/08/20
 みんなの銀行CIOが明かすシステム開発秘話、アジャイルと銀行品質の“両取り”作戦とは

2021年5月にサービス提供が始まった「みんなの銀行」。スマホで完結する各種サービスは、デジタルネイティブ世代のニーズにも対応できるとして注目度も高い。その先進性は、銀行業務の基幹を担う勘定系システムにも現れている。みんなの銀行 執行役員CIOであり、ゼロバンク・デザインファクトリー 取締役CIOでもある宮本昌明氏にその秘密を聞いた。

短期間で銀行勘定系システムをゼロから開発するプロジェクト

 金融取引の多くが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大などで「対面」から「非対面」に急速にシフトした。またそれ以前、2010年代後半からは金融領域への非金融事業者などのディスラプター(破壊的企業)の参入が急速に進展している。そうした中、金融サービスの提供レベルと顧客ニーズのギャップが広がり、既存の金融機関が、デジタル技術や市場ニーズの変化のスピードについていけなくなってきていた。

 2021年5月に営業を開始した国内初のデジタルバンクであるみんなの銀行は、そうした課題を解決し、デジタルネイティブ世代に向けた利便性の高い新たな金融サービスを届けることをコンセプトとしている。

 金融機関の勘定系システムは、「重厚長大」な業務システムの代表例として挙げられることが多い。しかし、時代や技術の変化に合わせ、従来の堅牢性を維持しながら、さまざまな変化に対応しやすい柔軟性も求められている。また、システム開発に当たっては、開発期間の長期化や膨大な開発要員・コストを要することが多い。

 2019年8月に準備会社が設立された同行は、2020年度中の営業開始をリリースしており、年に数回しかない全銀システムとの対外接続テストをクリアするためにも短期間での開発が必要不可欠な条件だった。実質、1年半でシステムを稼働しなければならないという条件があった。

 「こんな短期間でシステムを構築するのは、実にチャレンジングだと思いました。しかし、否定的な感情ではなく、むしろ『どうやって作ろうか』とワクワクした気分で日々邁進していました」と宮本氏は当時を振り返る。

 みんなの銀行が、勘定系システムをゼロベースでのスクラッチ開発を短期間で実装できた裏側には、クラウドネイティブな開発スタイルなどの「今どきの開発」を実現するさまざまな工夫が施されていた。

この記事の続き >>
・ “聞いたことがない勘定系システム”誕生秘話
・短期間での開発を実現した「マイクロサービス化」
・アジャイル開発と銀行品質を両立した方法
・クラウドネイティブならではの工夫
・デジタルバンクとして恥ずかしくない先進スタイルを追求

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