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  • 2022/06/23
 「AI vs 人」の俳句対決、北海道大 川村教授が説く「AIは芸術家になれるのか?」

AI(人工知能)の発達が目覚ましく、一部では人の能力をしのぐほど進化している。そのうちの1つがAIに俳句を詠ませる俳句AIだ。俳句の場合は人の「心」をくみ取る必要のある芸術的な価値観が問われるが、すでにAIが創作した一部の俳句は人が詠んでいるように感じるものにまで進化している。この俳句AIの研究を通して、人とAIがどう共存していくべきかが見えてきた。俳句AIの研究を進める、北海道大学 大学院情報科学研究院 教授の川村 秀憲氏が俳句AIの研究記録を交えながら、AIとのあるべき関わり方について解説した。

俳句を詠む“AI一茶くん”が凄すぎる

 川村氏が所属している北海道大学の調和系工学研究室では、社会と人との調和を前提としたAIの技術、およびその応用を研究しており、AI技術の社会実装を目指して産学共同による研究も行っている。2017年には、AIに俳句を詠ませるプロジェクト「AI一茶くん」をスタートさせた。

 俳句のルールは、5、7、5の17音から成る定型句であることと、季節を表す言葉「季語」を用いることである。季語は「歳時記」に記されており、今では約5000語にも上る。また、季語は言葉通りの意味を表す「本意」だけでなく、その言葉から想像される情景や様子などを表す「本情」も込めた上で用いることが重要とされている。

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どちらがAI一茶くんの詠んだ句なのか。後ほどその答えと併せて、AI一茶くんの成長記録とAIと人のあるべき関わり方を解説します

 AI一茶くんのプロジェクトは、心や身体を持たないAIに、人の感性や創造性を必要とする「本情」をくんだ俳句を詠ませようとする試みだ。だが、果たしてAIは人の心を理解し、人の心を動かすような俳句を詠むことができるのだろうか。

 川村氏は研究を通して、「AIが人を理解し、人との共通認識を持つには人の介入が欠かせません。いかにAIシステムの構成要素(エージェント)と、人を調和させるかが重要であると分かった」と話す。

 ではなぜ人と調和するAIシステムが重要なのか。そして、人とAIはいかにして共存していくべきなのか。AI一茶くんの成長記録と併せて解説する。

この記事の続き >>
・「人 vs AI」NHKで対決、心を動かした俳句はどっち?
・なんと「14万句超」も1時間で創作、そこで迎えた“AIの限界”
・俳句AIの鍵「4つのポイント」と、「AIとの共存」に必要な人の姿勢

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