「Excel依存はDXを妨げる」は本当か? 定説を覆すアプローチが凄い

「Excel依存」の4つの弊害とは
DXの取り組みが進む中、多くの企業がその第1フェーズとなる、業務プロセスや社内データのデジタル化には成功している。こうした企業が次に目指すことになるのがデータの連携・活用だが、その取り組みを進める企業が増える中、「成功している」と言い切れる企業はまだ少ない。その原因の1つとして、Excelファイルによってデータを管理する業務が多いことが挙げられる。たとえば、資料作成、帳票、見積もり、名簿、議事録作成などでExcelを活用している企業は多い。このように、あらゆる場面でExcelファイルが使われることによって、結果として社内にファイルが散在してしまい、データの収集・集計に時間がかかってしまうといった事態に陥る企業は少なくない。
データ連携を阻害するという点だけでなく、Excel依存はあらゆる弊害をもたらす。
- (1)ファイルが散在するため収集・集計に手間がかかる。
- (2)多重入力での転記ミスや作業工数が増える。
- (3)マクロの作成やExcelバージョンアップによるメンテナンスが必要になる。
- (4)大規模データに対応できない。
とはいえ、多様な業務に活用できる万能ツールであるExcelを「まったく使わない」という選択をとれる企業はどれだけあるだろうか。Excel業務は残しつつも、Excelの問題点だけを解消する方法はあるのだろうか。ここからは、「脱Excel」ではない現実的なアプローチを解説する。
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