株式会社クオリティア 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2023/03/27 掲載

【図解】「脱PPAP製品」5つのタイプを徹底比較、それぞれの弱点を補う方法とは?

記事をお気に入りリストに登録することができます。
パスワード付き圧縮ファイルとパスワードを別々のメールで送る、いわゆる「PPAP」方式だが、セキュリティ対策としてあまり意味をなさないということから廃止の動きが広がっている。そうした中、PPAPに代わるファイル転送の手法がセキュリティベンダー各社から提案されているものの、いずれにも課題が存在する。本記事では、5種類の脱PPAPのアプローチのメリット・デメリットを比較しながら、それぞれの弱点を補う方法を解説する。
photo
あらゆるセキュリティベンダーから脱PPAPソリューションが提案されているが、どの方法が最適なのか?
(Photo/Shutterstock.com)

企業や団体が続々と脱PPAPを表明

 PPAPとは、「Password付きZip暗号化ファイルを送る」「Passwordを送る」「Angoka(暗号化)」「Protocol」の頭文字をとったもので、日本のビジネスに見られるEメールで添付ファイルを送る際の習慣を示したものだ。

 PPAPに対しては、圧縮した暗号化ファイルを送信するのと同じ経路でパスワードを送信するのではセキュリティを担保できず、むしろ圧縮ファイルの送信がマルウェア感染を助長させるなど、セキュリティ対策としての問題点が指摘されてきた。

 そうした中、2020年11月、平井卓也デジタル改革担当相(当時)が内閣府と内閣官房でPPAPを廃止すると発表した。それ以降、政府や民間企業が次々と廃止を宣言している。

 セキュリティベンダー各社は、こうした状況に対応すべく、ファイルをメール添付ではなく、メールに記されたURLからダウンロードする形式のソリューションを展開している。各社ともダウンロードに用いるパスワード通知の方式や盗聴を防ぐための認証方式に工夫を凝らし差別化を図っている状況だ。しかし、あらゆる方式の中から、どれが最適かを見極めることは簡単ではない。

 今回は、5種類の脱PPAP対策の方式のメリット・デメリットを比較しながら、自社に最適な脱PPAPソリューションの選び方を解説する。ヒントはメールの送信経路にあった。

この記事の続き >>
・【図解】どの方法が安全? 脱PPAP製品5つのアプローチを徹底比較
・意味がないことが分かる?パスワード付きZipファイルが誕生した背景
・添付ファイルの「暗号化が必要な状況」と「必要ない状況」とは?
・あらゆる脱PPAP方式の弱点を補う、数少ない方法

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます