シュナイダーエレクトリック株式会社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2023/05/15 掲載

悩ましいデータセンター運用…省エネ対策など複雑化、解決のカギ握る「DCIM」とは?

記事をお気に入りリストに登録することができます。
クラウド技術の発展などでデータセンターの利用規模が拡大するとともに、複雑な運用を強いられている。データセンターを管理するシステムは多様な要件が求められるようになり、たとえばサイバー攻撃対策や省エネルギー対策、あるいは万が一の事態が起きた場合の復旧体制など、意識すべき指標は多い。これらの指標をクリアした次世代のデータセンターをどう構築していくべきなのか。本稿では、日立製作所や石垣市役所(沖縄県)などの事例を交えながら解説する。
photo
次世代のデータセンター構築で押さえるべき3つの要件とは
(Photo/Shutterstock.com)

次世代データセンターで押さえるべき「要件は3つ」

 データセンターを運用・管理するシステムは、DCIM(Data Center Infrastructure Management)と呼ばれる。サーバルームのIT機器や、それらが構成するネットワーク、空調機器やダクト、機器を設置するラック、電力、UPS(無停電電源)などを監視し、状況を可視化して、担当者が管理するためのものだ。

 DCIMは1980年代からITインフラの監視目的で利用されるようになったが、年々、求められる役割が拡大し、その都度進化をとげてきた。2000年代初めにはモニタリングとマネジメント機能が実装され、その後重視されるようになったレポート機能も追加。そして、IT機器・システムだけでなく電力の可視化、センター内の計画をシミュレーションする機能なども求められるようになっていった。

 現在では、クラウドも含めたハイブリッド環境、分散拠点やコロケーション(所有者や運用者が異なる設備をまとめて運用すること)への対応についても求められるようになり、堅牢性だけでなく持続可能性への貢献も重視されている。

 これらのように必要な役割が増え続け、それが企業の悩みの種となっているが、いま押さえるべき要件は「レジリエンシー」「サイバーセキュリティ」「サステナビリティ」の3点である。ここからはこの3つの視点を踏まえつつ、次世代データセンター運用の肝となるDCIMの最新機能や事例を解説する。

この記事の続き >>
・レジリエンシー:複数拠点・ベンダーの機器を一括管理
・セキュリティ:世界的リゾート地を支える「石垣市のDCIM」
・サステナビリティ:日立は機器ごとの電力可視化に大成功

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!ビジネスやITに役立つメリット満載!

  • ここでしか見られない

    1万本超のオリジナル記事が無料で閲覧可能

  • 多角的にニュース理解

    各界の専門家がコメンテーターとして活躍中!

  • スグ役立つ会員特典

    資料、デモ動画などを無料で閲覧可能!セミナーにご招待

  • レコメンド機能

    ​あなたに合わせた記事表示!メールマガジンで新着通知

関連タグ



処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます